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2012年2月 9日 (木)

三ツ橋敬子/読響(2012/2/9)

2012年2月9日(木)19:00
すみだトリフォニーホール

指揮:三ツ橋敬子
読売日本交響楽団

(読響Symphonic Live
深夜の音楽会・公開収録)
オーボエ:蠣崎耕三

R.シュトラウス:13管楽器のためのセレナード
R.シュトラウス:オーボエ協奏曲
ブリテン:オウィディウスによる6つの
       メタモルフォーゼ~「パン」
(アンコール)
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
ヨハン・シュトラウスⅡ世&ヨゼフ・シュトラウス:
            ピチカート・ポルカ
(アンコール)

今夜もすみだトリフォニーホールへ。
今夜も無料、ハガキ応募での抽選です。
窓口で引き換えた座席は、自分では絶対買わない雨宿り席!
しかし聴いてみるとトリフォニーホールの音響は優秀なようで、雨宿りのハンディをあまり感じさせない、雨宿り席にしては意外に良い、一応鑑賞に耐える音。
しかし「雨宿り席にしては」という修飾語は絶対省略することの出来ない音であり、残響感もトリフォニーにしてはあまり感じられず…。
あそこが新日本フィルでS席というのは…(以下略)。

それはともかく、席の音響のことなど忘れさせてくれる素晴らしい演奏でした。

前半のR.シュトラウス2曲は、読響の管楽セクションの優秀さを誇示するような演奏。
13管しかり、オーボエ協奏曲しかり。
読響のオーボエ首席で、協奏曲の独奏の蠣崎さん、素晴らしい音!
メカニカルな冷たさ皆無の、温かい音が自在に飛び回る印象。
支えるバックのオケも弦を中心にみずみずしい音!

その蠣崎さんのオーボエの音が素晴らしい上に、13管で(後半の「イタリア」でも)吹いていたもう一人の方(もう一人の首席の辻さん??)の音も素晴らしくて…。

後半の「イタリア」は、はつらつとしたみずみずしい響きが心地良い演奏。
この演奏を偉そうに「深みが足りない」と感想を述べることはたやすいことですが、若さのほとばしるような音の躍動を素直に楽しんだ方が勝ち。
以前、東フィルで「英雄」を聴いたときに感じた音が飽和する印象は全く感じませんでした。

冒頭と合間での日テレ・古市アナのトークも例によってコンパクトで好感。
長過ぎず、短か過ぎず、音楽の邪魔をしないトークです。
「私が紹介するのも変ですが、今日は日テレだけでなくNHKのカメラも入っています」とのことです。
あと「三ツ橋敬子さんは今回が読響と初共演です」とのことでした。

三ツ橋さん、さすがに緊張があったのか、カーテンコールで多少のぎこちなさはありましたが、(指揮の方も、弦のピチカートなどがほんの少しずれる箇所も数カ所?)音大生が試験を受けているようなレベルなどでは決して無く、聴衆に聴く歓びを与えてくれる音作りはプロの指揮者の領域です。
まだスタートラインからさほど離れてはいないのかもしれませんが、今後も継続して聴いていきたい指揮者です。

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