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2012年3月11日 (日)

新国立劇場「さまよえるオランダ人」(2012/3/11)

2012年3月11日(日)14:00
新国立劇場

ワーグナー:さまよえるオランダ人

指揮のトマーシュ・ネトピルさん、新国立劇場合唱団、ピットの東響、素晴らし過ぎます!
歌手は…。

普段と違うエリアの席だと飛行機のビジネスクラスみたいで落ち着きません。
その上、昼食後のせいか第1幕は眠くなってしまいました。
意識は失わなかったので音は一応聴いていましたが、時々まぶたが重くなり失敗。
やはり私には、昼食は(昨日のように)パンをかじる程度の軽食にしておく方が合っているのかもしれません。

それはともかく、ピットの中のオケは、昨夜サントリーホールでの定期演奏会で素晴らしい演奏をした東京交響楽団。
期待の若手指揮者の指揮姿を見るためにB席を奮発したのですが、この日の席ではほとんど見えず残念。
同じ区分でも、もっと後ろの方なら見えるのに…。
音自体は、引き締まった、少し透明感のあるクリアーなもの。
CDで出ている「わが祖国」の演奏で聴いた印象にかなり近い。
オケと合唱が主役の印象です。
もちろん、それを操ったのは指揮者です。

オケとコーラスの威力は抜群…という意味では、小澤征爾さんの振るオペラを観ている体感に近いかな。
歌手は…。
まあ好みだとは思いますが、ゼンタは貫禄があり過ぎの気もしました。
声も体型も。
私的には、もう少し可憐な少女っぽさも見せて欲しい感じ。
でも役柄は芯が強い女性ではあるので、やっぱり好みでしょうかね。

新制作ではありませんが、私は観るのは初めての舞台。
写実的ではなく、象徴的な舞台装置。
船を操舵する舵輪と、糸車の形状を酷似させ、オランダ人とゼンタの関係性を表している…と言うのは、観ていた時にわかったのではなく、終演後に参加したバックステージツアーで説明されてわかった鈍い私。

今日の全幕を聴き終えて、私は、ようやく昨年の爆笑ものの下野/読響による「湯治場オランダ人」の後遺症・呪縛が解けたような気がします。
そういう意味では、私もゼンタに、…いや、ネトピルさんと東響に、救済されたようなものかもしれません。

スタッフ
【指揮】トマーシュ・ネトピル
【演出】マティアス・フォン・シュテークマン
【美術】堀尾幸男
【衣裳】ひびのこづえ
【照明】磯野睦

キャスト
【ダーラント】ディオゲネス・ランデス
【ゼンタ】ジェニファー・ウィルソン
【エリック】トミスラフ・ムツェック
【マリー】竹本節子
【舵 手】望月哲也
【オランダ人】エフゲニー・ニキティン

【合唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京交響楽団

201203111

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