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2012年4月22日 (日)

カンブルラン/読響(2012/4/22)

2012年4月22日(日)14:00
横浜みなとみらいホール

指揮:シルヴァン・カンブルラン
読売日本交響楽団

(第55回みなとみらいホリデー名曲シリーズ)
サクソフォーン:須川展也

メシアン:ほほえみ

〈イベール没後50年〉
イベール:3つの小品(指揮者無し)
(Fl:倉田優、Ob:辻功、Cl:藤井洋子、Fg:井上俊次、Hr:松坂隼)
イベール:アルト・サクソフォーンと11の楽器のための室内小協奏曲
スコットランド民謡:美しいドゥーガーのほとりにて
(アンコール)
フランク:交響曲ニ短調

スダーンさま、ラザレフさま、ハーディングさま(←ここがアルミンクさまでないのは問題だと思いますが…)が戦列を離れている隙に白星を積み上げた都響と読響の首位争い。
読響が土日の連勝で0.5ゲーム差の首位に立ちましたが、この日でカンブルランさまが戦列を離れるため、4月はインバルさまが残っている都響が首位で終わる公算大?

それはともかく、…。

一曲目は、メシアンの「ほほえみ」。
カンブルランさまの本来の中心レパートリーはここにあるのかもしれませんが、私は個人的にメシアンが苦手なので…、そして今日もそれを再確認したわけで…、感想はパス。

〈イベール没後50年〉の1曲目は「3つの小品」。
指揮者なしで、木管(中心の)五重奏。
読響の木管セクションの秀逸さを誇示するような楽しい演奏。
音色の透明感と艶やかさ。
スピード感も。

〈イベール没後50年〉の2曲目は、須川展也さんの独奏で室内小協奏曲。
「え?もしかしてPAを使ってエコーをかけているんじゃないの?」と勘違いするくらいの美音の共鳴。
ソロもオケも。楽しい、楽しい!

そして、後半のフランクの交響曲ニ短調、これは凄い!
カンブルランさまが凄いことは十分知っていましたが、それでも凄い!
地の底がうごめくように始まり、スルスルスルっと昇って、あっという間に天へ突き抜ける!
ワーグナー的でありながらドビュッシー的でもラヴェル的でもあり、少し戻ってブルックナー的でもあり、シューベルトのグレイト的でもある。
そして、そのいずれもが亜流ではなく、超一級品のフランクの個性!
本当に唖然とする音響でしたが、聴いていて「興奮!」と言うのとは少し違う感情。
何と言っても鳴っている音に品格があります。
もしかしたらカンブルランさまが読響から引き出した、これまでで最高の音かもしれません。
これは年末の第九が楽しみです!

201204221

201204222

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コメント

カンブルランさんのフランク、聴きに行きたかった。。。素晴らしい演奏で良かったですね。
秋のマ・メール・ロア&ダフニスとクロエ、年末の第9、今から楽しみです。(チケットまだ買っていないけど。)

投稿: 黒猫 | 2012年4月22日 (日) 21時04分

黒猫さま
私も、終わったばかりなのに、次が待ち遠しいです。

投稿: 稲毛海岸 | 2012年4月23日 (月) 21時18分

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