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2012年5月20日 (日)

フォルクスオーパー「ウィンザーの陽気な女房たち」(2012/5/20)

2012年5月20日(日)15:00
東京文化会館

ウィーン・フォルクスオーパー2012年日本公演
ニコライ:ウィンザーの陽気な女房たち

当初は鑑賞見送りの予定だったのですが、直前までプレミアム・エコノミー券が残っているのを発見。
まんまと罠に…。

しかし、正直、よくわからなかったなぁ…とほほ…というのが偽らざる気持ちです。
もちろん、良いところは多々ありました。
しかし、ドタバタ騒ぎに没入出来ず、追従も出来ず、後半かなり惹きつけられたのもの、最後まで取り残された感は消えず…。

良かったところ。
フォルクスオーパーのオケの音って、少し荒め…という先入観があったのですが、今日の音は魅惑的!と言って良いくらい美しく鳴っていたこと。
これは指揮のゲッツェル氏の引き出したものでしょうか?

良かったところ、その2。
一度も、映像も音源も、序曲以外接したことがない演目を、日本語の字幕付きで、生で観ることが出来たこと。
例え、ウィーンへ行って現地で観ても(英語簡略字幕は付くにせよ)もっとわけがわからなかったでしょう。

良かったこと、その3。
歌手陣の中には、コミカルなだけではなしに、歌唱としてなかなか素晴らしい!と思える人が居たこと。
例えば、アンナ役の方。

良かったこと、その4。
演出はよくわからなかったのですが、それでも視覚的な面白さは、それなりにあったこと。

う~ん、無理矢理上げている感も…。

もう一回観たい?と問われたら、躊躇せずNoと答えると思います。
オペラ初心者の私が手を出す演目ではない…と、自虐的になりました。
第一、ヴェルディの「ファルスタッフ」ですら、なぜ大傑作なのか、いまだによくわからない私なのですから…。

あと、演出は視覚的な面白さはあるとは思いましたたが、なぜなんな小さい家が出てくるのか、あの車は何だったのか、よくわかりません。
歌手の演技(動作)もよくわからない所作多数。
最後の大騒ぎは、観ていて少しつらかった…。
体当たりの熱演であるだけに…。

指揮者の真上あたりの、反響板の中央に設置されたスピーカーのようなものは何だったのでしょう?
2,000円のプログラム冊子に3幕構成と書いてあるのに、休憩1回としたのは良かったのでしょうか?
(よくわかりませんが、ストーリーを読む限り、“場”は違うとは言え、第2幕途中で休憩に入ったのでしょうか?)
しかも、入場口で渡された配役表の紙片には、下部に「第1幕、休憩20分、第2幕」と書いてある…。

あの震災直後の新国立「ばらの騎士」のオックス男爵で嵐のようなブラボーを浴びたハヴラタさんも、この日はさほどブラボーも飛ばず。

うーん、ネガティブ過ぎるかな?
でも、幕が降りるや否や席を立つ人も多数。

やはりオペラ初心者の私は、「こうもり」はもういいや…などと考えず、素直に有名作を観れば良かったかな?と思いました。
しかし観なければわからないし、観なければ後悔したかもしてないので、とりあえず、プレミアムエコノミー券に感謝しようと思います。
ただ、意地の悪い見方をすれば、席を埋めるために大放出した券だったように見えなくもありません。
空席は、それなりに目立ちました。
(すみません、喧嘩を売っているみたいですね。)

指揮:サッシャ・ゲッツェル
演出:アルフレート・キルヒナー

ファルスタッフ:フランツ・ハヴラタ
フルート氏:モルテン・フランク・ラーセン
ライヒ氏:マルティン・ヴィンクラー
フェントン:ダニエル・ベーレ
シュペルリヒ:ジェフリー・トレガンツァ
カーユス:マルコ・ディ・サピア
フルート夫人:ジェニファー・オローリン
ライヒ夫人:アレクサンドラ・クルーゼ
アンナ:アーニャ=ニーナ・バールマン
給仕:フランツ・ズラーダ
野ウサギ:フロレンティーナ・クビツェク

ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団
ウィーン・フォルクスオーパー合唱団
ウィーン国立バレエ団

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