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2012年5月 3日 (木)

ルーディン/ムジカ・ヴィーヴァ(2012/5/3)

2012年5月3日(木・祝)12:30-13:30
東京国際フォーラムB7

指揮:アレクサンドル・ルーディン
ムジカ・ヴィーヴァ

ピアノ:プラメナ・マンゴーヴァ

(ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン
「熱狂の日」2012・公演番号122)

チャイコフスキー(クリモフ編):交響曲変ホ長調
シュニトケ:ピアノと弦楽のための協奏曲Op.136

チャイコフスキー交響曲変ホ長調は、ピアノ協奏曲第3番に転用された素材から、2005年にロシアの作曲家クリモフが補筆復元したものとのこと。
同様のボガティレフ補筆版(オーマンディ指揮のCDがあります)は4楽章ですが、この版は3楽章とのこと。

オケの編成は良く見えませんでしたが、ヴィオラ奏者が6人。
管楽器も打楽器も入る編成です。
曲自体は、チャイコフスキーの完成された交響曲と比べるのは酷と言うべきなのでしょうが、それでも結構面白い。
古今東西の名曲の末席に連なることができるかどうかは別として。
演奏は結構激しく、気合の入ったもの。
歯切れの良いリズムの刻みに、ここぞというところで出てくる甘美なメロディの歌い回し。
曲が演奏に助けられた感もあったかもしれませんが、音楽を聴く楽しみを普通に与えてくれる、おそらく希少な体験でした。

続くシュニトケの協奏曲は、激しい上に、一筋縄ではいかない多様性に彩られた曲。
公式ガイドには「基本トーンは悲劇的」とありますが、聴いた印象は「そんな単純なものではない!」。
弦の編成はヴィオラ奏者が4人になりましたので、少し編成が小さくなったのかな。
叩きつけるようなピアノの気迫!
オケも激しく応酬!
静かな箇所も多々あり、最後は消えて行くように終わるのですが、聴いた後の印象は、多様性を内包した凄まじい激しさ…でした。

クリモフ編のチャイコフスキーの交響曲はともかく、シュニトケの協奏曲は、また聴きたいと思いました。
演奏も気合い十分の真剣勝負。
ただ、会場は空席が結構目立ちました。

ホールB7は、以前、安い、最後列に近い席で懲りたので、今日はハジの方ではありますが、前方の席を購入。
NHKホールで言えば1階B席に該当するような場所。
よって直接音は十分に感じることが出来ましたが、天井にも側面にも反響板が設置されているとは言え、残響感は皆無。
まあ演奏会用の部屋ではありませんしね。
こういう演目なら、むしろホールCの方が良かったのではないか…という気もしました。
20120503

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