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2012年7月27日 (金)

新国立「アイーダ」(2012/7/27)

2012年7月27日(金)17:00
新国立劇場

ヴェルディ:アイーダ(コンサート形式、カットあり)
(日中国交正常化40周年記念
2012「日中国民交流友好年」認定行事)

チャイナ・パワー炸裂!
アイーダ、凄過ぎ!
これでは、わが国を代表する歌手の皆さんも負けずにパワーで応酬せざるを得ない!
広上マエストロの指揮するオケも、情感の旋律と、ドラマのパワーを、音で体現していました。

白寿ホールでの終演が16:30頃になり、少々焦りました。
タクシーを使おうかとも思いましたが、主催者挨拶が約15分とのことだったので、当初の予定通りバスにしました。
初台まではすぐでした。
余裕で5分前に着きましたた。
歩いても行けると思いますが、この暑さではやってみる気にはなりません。

閑話休題…。

いつもと異なり、開演前の会場には、中国語の場内アナウンスも流れます。
開演前に日中の劇場のトップ(?)お二人が挨拶。
日本語→中国語、中国語→日本語の通訳付き。
その後、合唱、オケが入場して演奏開始。
ピットにはカバーがかけられ、舞台上にオケが並びます。

歌手は指揮台の左、下手側に椅子と譜面台を置いての歌唱。
ただし、アイーダの和慧さんだけは、譜面台を置かず、完全に暗譜での歌唱、パワー全開、劇的、刺激的!

アムネリスの清水華澄さんも譜面にはさほど目をやらずにパワーで対抗!
二人の応酬には圧倒されました。

ラダメスの水口聡さんは譜面台を高くし、譜面を1ページ1ページ、めくりながらの歌唱でしたが、迫力では負けていません。
最後まで十分に、アイーダ、アムネリスと渡り合っていました。
しかし、第3幕、第4幕では、ひんぱんに水分補給し、かなり、めいっぱいまで頑張った様子。

主役3人以外の歌手の皆さんも、十分過ぎるほどの好演。
広上マエストロ指揮する東京フィルも好演、マエストロの鼻息付き。
演奏会形式でここまでやってくれれば、私はもう、何も言うことなし。
劇場の音響的には、合唱に不利な配置だったかもしれませんが…。

最初はいつもと異なる音響に少し戸惑いました。
オケの音が少し遠い、合唱はもっと遠い。
やはりこの劇場は、オケはピットに入って演奏する前提の音響設計であることを実感。
冒頭で一瞬、独唱歌手の皆さんが微妙に揃わない箇所も…。
しかし、曲が進むと解消されていきました。

カットの箇所は、プログラム冊子(無料!)の「聴きどころ」のページに記載あり。
個人的には、第2幕第1場、第2場のバレエ音楽や、裁判の場面のカットは残念。
(それ以外にもカットあり、です。)
ちなみにアイーダトランペットは、2階の舞台寄り両サイドの席での演奏でした。

演奏会形式とは言え、旬の歌手の熱唱が聴けて、東フィルもこれだけ好演すれば言うことなし。
ただ、ラダメスの水口聡さんは、相当にはりきったようで、後半の幕では「力、出し切り、ふり絞り」の様子。
「2日後の最終日は大丈夫ですか?」という気も…。
私は行く予定はないので、確認は出来ませんが…。

【指揮】広上淳一

キャスト
【アイーダ】和慧(He Hui ヘー・ホイ)
【ラダメス】水口聡
【アムネリス】清水華澄
【アモナズロ】袁晨野(Yuan Chenye ユアン・チェンイェ)
【ランフィス】妻屋秀和
【エジプト国王】田浩江(Tian Hao Jiang ティエン・ハオジャン)

【合唱】新国立劇場合唱団・国家大劇院合唱団(NCPA Chorus)
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

20120727

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