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2012年7月28日 (土)

ミンコフスキ/オーケストラ・アンサンブル金沢(2012/7/28)

2012年07月28日(土)14:00
横浜みなとみらいホール

指揮:マルク・ミンコフス
オーケストラ・アンサンブル金沢

ピアノ:ギョーム・ヴァンサン、田島睦子

ヴァイル:交響曲第2番
プーランク:2台のピアノのための協奏曲
プーランク:2台のピアノのための協奏曲~第3楽章
(アンコール)
ラヴェル:マ・メール・ロワ(バレエ版・全曲)
ラヴェル:マ・メール・ロワ~終曲(アンコール)

前半、個人的体調により少し眠かったので、偉そうに感想を述べる立場にありませんが、ハイテンション、爆演一歩手前のギリギリで品位を保った演奏かも。

ヴァイルの交響曲第2番は、私は、オネゲルやマルティヌーなどの大戦の時期に書かれた曲と通ずる、形容し難い暗雲のようなものを感じましたが、まあ、それは個人的感想として、この曲をミンコフスキさんの指揮で、生で聴ける機会を得たことを、まず感謝。

続くプーランクの協奏曲は、プログラム冊子によれば、OEKは演奏経験豊富とのこと。
軽快で(軽妙と言った方が良いかもしれません)、スピード感、スリリング感を、独奏者ともども、気合い十分の演奏でドカンッと。
終楽章(第3楽章)がアンコールとして再度演奏されました。
少々眠かった私も(寝入ってはいないと思いますが…)、ここに至って目も冴え、今度は集中して聴けました。
楽しい、にぎやか、嬉しい!

休憩後のマ・メール・ロワは、私はCDも含めて、バレエ版を聴いたのは初めてかもしれません。
なんとなんと、素晴らしい曲にグレードアップしているではないですか!
「ダフニスとクロエ」の組曲と全曲の違いくらい、違う印象!
私はこの曲の組曲はやや苦手な曲だったのですが、バレエ版によって苦手を克服しました!(たぶん)
断片(失礼!)の陳列ではなく、全体の統一感をもった素晴らしい曲です。
いや、そう感じたのは、ミンコフスキさんの指揮のおかげでしょうか…。
繊細!繊細!美しい限りの繊細!
微弱音の美しさ、そこからつなぎ目なく連続変化で、ふわっと大音量へ。
古楽での暴力的(失礼!)な叩きつけるような印象は全くありません。
極上の香しい音に包まれる幸せ!

アンコールにマ・メール・ロワの終曲をもう一度。
こういう「本編をもう一度」というアンコール、私は大好きです。
前半、個人的体調で眠かったのですが、後半は集中して聴け、ミンコフスキさんの別の面(私が知らないだけかもしれませんが…)を聴けた喜びは大きいものがありました。

私はオーケストラ・アンサンブル金沢は、数年に一回聴いているだけですが、その数少ない体験に照らして、音が格段に向上した印象。
もちろんミンコフスキさん効果もあるのでしょうけど。
2日前のサントリーホールでの公演のチケットを持っていたのに、都合が悪くなり、行けませんでした。
2回行けなかったのは残念!

そう言えばこの演奏会、会場に着いたら、開演前のロビー・コンサートをやっていて、もう最後の方でした。
やるのを知らなかったのは私だけかもしれませんが、知っていればもっと早く行ったのに…。
ドビュッシーの弦楽四重奏曲だったのかな?
(2012/7/29追記:OEK公式ツィートによれば、ラヴェルだったそうです。)
後ろの方から見ていたので良く見えませんでしたが、引き上げる姿に第2ヴァイオリンのトップの方のような姿が見えましたので、もしかしたらトップ奏者の四重奏だったのでしょうか?
結構熱い演奏だったような…。

あと、ロビーで売っていた金沢のお菓子、550円を買ったら、ポストカードとボールペンをいただきました。
利益度外視。
これは「金沢までオーケストラ・アンサンブル金沢を聴きに来て下さいね!」というメッセージだと受けとめました。
前向きに検討させていただきます。

20120728

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