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2012年9月17日 (月)

東京二期会「パルジファル」(2012/9/17)

2012年9月17日(月・祝)14:00
東京文化会館

東京二期会
ワーグナー:舞台神聖祭典劇「パルジファル」

(バルセロナ・リセウ歌劇場と
チューリッヒ歌劇場との共同制作)

比較してしまえば「初日組の歌手の皆さん方が…。」なのでしょううが、どうしてどうして、こちらの組も相当なものです。
特にクンドリは、初日組の狂気一歩手前だった橋爪ゆかさんに、かなりのところまで肉薄する田崎尚美さん。
相当に危険水域まで行っていたのではないでしょうか?

5時間の公演を…、いや、その本番を4回、いやリハーサルを含めれば、相当の長時間(時間ではなく、日にちで数えた方が良いかも)振ったのに、平然と舞台に姿をあらわしたマエストロ、凄すぎ!
オペラ・ビギナーの私も、全く長さを感じずに2公演観てしまいました。
芸術家の皆さんはもちろん、スタッフ、事務方、そして、なによりもスポンサーの皆さんにも心より感謝です!

やっぱり飯守泰次郎さんは、日本の宝です。
ワーグナーをやるにはおそらく相当にお金がかかることでしょう。
次の機会がいつになるのかわかりません。
しかし、スポンサーの皆さん、なんとか、一回でも多く、飯守さんをワーグナーのピットへ!

演出は2公演を観て、「今回はわかった」などとはまだとても言えませんが、初日の「???」に比べれば、私の知能指数でも、いろいろと「なるほど」と思ったことは事実です。
もちろん、東条先生のブログのネタバレを挟んでのことですが。
こういうヨーロッパの最先端(と言って良いのでしょうね?)の演出に触れる機会を作ってくれる二期会さん、素晴らしい!
そして、演技が徹底していた歌手の皆さんも素晴らしい!
初日にも思いましたが、“棒立ち”での歌唱は皆無です。

なお、ひとつだけ残念なことが…。
第1幕で、ピットの最後列、たぶんトロンボーン奏者の方だと思いますが、暑くて顔をあおいでいるのか、何度も、何度も、何度も、何度も、白いタオルをひらひらさせたり、くるくる回したりしているのが非常に目につきました。
舞台真下で、嫌でも目に入ってきます。
飯守さんの棒より目立っていたくらい。
ピットは暑くて過酷なのでしょうが、マエストロに失礼では?
第2幕からは、色の濃い、赤っぽい小さなタオルにしたのか、多少目立たなくなりましたが、それでも何回も、控えめにひらひらさせて(あおいで)いました。

スタッフ
指揮:飯守泰次郎
演出:クラウス・グート

美術:クリスチャン・シュミット
照明:ユルゲン・ホフマン
映像:アンディ・A・ミュラー
振付:フォルカー・ミシェル
演出助手:家田 淳、太田麻衣子
合唱指揮:安部克彦
舞台監督:大仁田雅彦
公演監督:曽我榮子

キャスト
アムフォルタス:大沼 徹
ティトゥレル:大塚博章
グルネマンツ:山下浩司
パルジファル:片寄純也
クリングゾル:友清 崇
クンドリ:田崎尚美
2人の聖杯守護の騎士:村上公太、北川辰彦
4人の小姓:渡海千津子、遠藤千寿子、森田有生、伊藤潤
6人の花の乙女たち:青木雪子、坂井田真実子、岩田真奈、鈴木麻里子、磯地美樹、小林紗季子

合唱:二期会合唱団
管弦楽:読売日本交響楽団

20120917

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コメント

やっぱりいらっしゃいましたね。
私は小ホールでしたが、ひょっとすると、ってお姿を探しておりました。

そ、それにしても終演19時ってeye
しかも2回も;:゙;`(゚∀゚)`;:゙。

投稿: お山の猫 | 2012年9月18日 (火) 10時00分

お山の猫さま
いえいえ、本当は4回とも行きたかったのを、身を削る思いで、2回でがまんしたのでありまする。

投稿: 稲毛海岸 | 2012年9月18日 (火) 22時42分

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