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2012年10月20日 (土)

カンブルラン/読響(2012/10/20)

2012年10月20日(土)18:00
東京芸術劇場

指揮:シルヴァン・カンブルラン
読売日本交響楽団

(第198回東京芸術劇場名曲シリーズ)
合唱:新国立劇場合唱団

ラヴェル:バレエ音楽「マ・メール・ロワ」(全曲)
ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)

違う席で聴いたら、違う印象を受けたかもしれませんが、音の潤い、調和と言うよりは、音の分解能と突き抜けるような迫力。
パワー炸裂!
その炸裂するパワーをこの身に浴びる幸せ!

マ・メール・ロワは、、出だしは少し管楽器のハーモニーがぎこちない気がしたのは私の気のせいでしょうか?
サントリーホールで聴いたら、もう少し潤いのある音に聴こえたかも…などと思いつつ、芸劇でも、先週のコバケンの芸劇マチネで座った席は全然音が違ったことを思い出しました。
どうもまだ芸劇の音響がよくわかりません。
ロジェストヴェンスキーさんのときも、1日目2日目では、音響がまるっきり違いました。
私は気がつかなかったのですが、舞台上方の反響板の位置が変えられていたと、Twitterで教えていただきました。
確かに1日目では音が反射して戻ってくる感じがあったのですが、2日目では軽減されていました。
この日のカンブルランさんの演奏では、ほとんど感じませんでした。
まだ、しばらくは試行錯誤が続くのでしょう。

後半のダフニスとクロエは、出だしから文句無し。
ハイテンションで次々と繰り出す音に、全く飽きずに聴き続け、気がついたらもう、第3部冒頭に…。
あ、あと少しで終わってしまう…。
残っているのは第2組曲だけ…。
フルート首席の倉田さんのソロの音は(私の席の音響の関係で)想定通りではなかったのですが、やはりさすがです。
見事、見事。
フルート奏者になって良かった!という曲なのではないでしょうか。

カンブルランさんは、最後は、阿修羅のごとく、忘我の境地。
髪は束ねてあるので振り乱さなかったですが、紅潮した顔で激しく振りまくり、半狂乱状態。
そうか、カンブルランさんが髪を束ねているのはこのためか…と思ったのは会場を後にしてからです。

繰り返しになりますが、席の位置が違ったら違う印象を感じた可能性は高いです。
音の潤いよりは分解能とパワーを感じた今日の演奏、最強奏で少し騒々しく感じる場面もありました。
しかし、それは、たまたま私が座った席の音響のせいでしょう、たぶん。
だからと言って、この演奏を浴びさせていただいて、何の不満がありましょうか。
私的には、カンブルランさんに振ってほしい曲第1位のような演奏会。
広島、長崎には行けなかったので、久しぶりのカンブルランさん体験、幸せでした。

20121020_2

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