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2012年11月 2日 (金)

シェレンベルガー/カメラータ・ザルツブルク(2012/11/2)

2012年11月2日(金)19:00
すみだトリフォニーホール

指揮:ハンスイェルク・シェレンベルガー
カメラータ・ザルツブルク

ピアノ:小菅優

《モーツァルト/ピアノ協奏曲第20~27番&交響曲第38~41番》第1日

モーツァルト:歌劇「イドメネオ」序曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
(アンコール)

私の気のせいかもしれませんが、実質的にオケを率いていたのはコンミス(コンサート・ミストレス)ではなかったでしょうか?
もしそうだとしたら、素晴らしいリード!です。
小菅さん目当てで買ったチケット。
しかしコンミスの好リードに注目!し過ぎてしまいました。

前半では、とりあえず小菅さんのピアノが聴ければ私は文句無し。
弾むような楽しさと微細なニュアンス。
ところで、オケの方はどうなのでしょう?
折衷案…と言ったら言い過ぎでしょうか?

何が何でもモーツァルトならピリオドとは思わないですし、この演奏だって決して悪くない。
でも、第1ヴァイオリンが7人の小編成ですし、ティンパニはバロックっぽかったし、トランペットも古楽器っぽい。
でも、それ以外の楽器はモダンなのかな?
そして指揮者は、朝日新聞のインタビュー記事では、ビブラートをかけると強調していたような…。

「イドメネオ」序曲では、なんか焦点が定まらないかなぁ…と思って聴いていましたが、協奏曲になり、最初は小菅さんのピアノの音を聴いていましたが、演奏が進むに連れて、オケの音がメリハリが出てきて、くっきりとしてきた感じ。
ふと見ると、コンミスのあごの動きや視線の使い方は尋常ではないような気が…。

後半も、気のせいかもしれないけれど、なんか指揮者の存在感が薄いような…。
前日のブロムシュテットさんと比較してしまってはいけませんが…。)
コンミスの視線の先は、譜面でも指揮棒でもなく、オケの方を向いていることが多い印象。
小菅さんのピアノは想定通りの魅惑的な音でしたが、コンミスの動きが気になり出してからは、彼女が繰り出す合図に目を奪われ、あまりピアノの音を聴いていなかったかもしれません。
小菅さん、ゴメンナサイ。

最後の「ジュピター」では指揮者は暗譜になり、コンミスのリードも協奏曲ほど露骨?な動きではなくなったようですが、それでも私には、音の発信源はコンミスからのように見えて…聴こえて…なりませんでした。
私の勘違いかもしれませんが、指揮者の動作を見ると、もう少しふんわりとした音を作りたかったのでは?と思ってしまいました。
この「指揮者」を生で聴くのは初めてなので、断言は出来ませんが…。
第3楽章での強めの表情付けを主導したのは指揮者でしょうが、その弦と木管の対話にもコンミスが絡む。
第4楽章のスピード感も、指揮者が主導したにしても、コンミスの存在感は強し。

アンコールの「フィガロの結婚」序曲も、メリハリ、スピード感、畳み掛けるように演奏され、演奏会の最初の方での私の疑念は、爽快に払拭されました。
私は都合により、この日のみの鑑賞ですが、このシリーズ、コンミスのリードを見に、通いつめたくなりました。

…と、単なる憶測で、面白がって主観的な感想を書いてしてしまい、本日の「指揮者」のファンの方には深くお詫び申し上げます。
単なる私の憶測、主観でございます。

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