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2012年11月28日 (水)

ヤンソンス/バイエルン放送響(2012/11/28)

2012年11月28日(水)19:00
東京文化会館

(都民劇場音楽サークル第603回定期公演)

指揮:マリス・ヤンソンス
バイエルン放送交響楽団

ベートーヴェン:「エグモント」序曲
ベートーヴェン:交響曲第8番
ベートーヴェン:交響曲第7番
シューベルト(ティエリオ編):楽興の時~第3番
(アンコール)

何も起こらないようでいて、何かが起こっています。
部分的に強弱を大きくつけたような箇所もあったのですが、それは全体の中の部分として…。
徹頭徹尾オーソドックスではないにしても、総じて王道を行く中庸と言うべきでしょうか。
力強く、立派としか…。

本当に、何と言ったらいいのか…。
放送オケの側面よりはドイツのオケの側面が強い演奏なのかな?
いや、放送オケの側面とドイツのオケの側面が見事に調和した中庸(語彙枯渇失礼!)と言うべきでしょうか。

自然?
作為的でない?
いや、作為的な箇所も少しはあったと思うのですよ。
でも、それがあざとくなく、有無を言わさぬ…。

東京文化会館の音響なので、響きに包まれると言うのとはちょっと違います。
ストレートに音は向かって来ますが、圧倒されると言うよりは味わう感じ。
それであっても、聴いているうちに、いつの間にか引き込まれます。
…と言うのは、休憩前の前半の感想。
やっぱり後半が良かったかな、私には。

交響曲第8番では、部分的にひやっとする箇所もあったので、予定調和ではない指揮なのでしょうが、ただただ自然に王道を行く印象。
豪腕の印象もないが、ひ弱でもない。重厚と歯切れの良さの中庸…と言って良いのかわからないですが、古臭くもない。
う~ん、何とも形容しがたい(語彙枯渇失礼!)。

やはり「これがサントリーホールの音響だったら」という思いは多少は感じましたが、休憩後の交響曲第7番はそれをかなり忘れさせてくれました。
7番だけあって当然、冒頭から力強い。
第2楽章ですら、出だしこそハッとするような美しさでしたが、総じて力強い。

作為的なことは…やはり、少しだけやっているかな。
でも、それはあっという間に通り過ぎ、やはり王道。
メリハリを強調せず…いや、所々強調し、所々、形を崩す寸前のなめらかさ。
しかし、総じて自然、普通、それでいて力強く迫って来る。
(何を言っているのか、自分でもわからなくなってきました。)

対向配置で、第1ヴァイオリン16人…くらいだったかな。
管楽器は2人ずつ。
そこから鳴る音は分厚過ぎず、スリム過ぎず(語彙枯渇、ご容赦!)、機能的に鳴る、まさにドイツの放送オケ(語彙枯渇失礼!)。
どこからも文句のつけようがない演奏でございました。

20121128

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