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2013年6月28日 (金)

バーゼル歌劇場「フィガロの結婚」(2013/6/28)

2013年6月28日(金)18:30
東京文化会館

スイス・バーゼル歌劇場
モーツァルト:フィガロの結婚

ロサンゼルスの高級住宅の設定とのことで、それなりに面白かったですが、装置に高級感をあまり感じなかったり…。
PAは使っていませんよね???

歌手は大半がスリムな体型で、(5階の遠方から観ている分には)ビジュアル的にはスタイリッシュで心地良い。

私はギリギリに会場に着いたので、前半はプログラム冊子を読まずに鑑賞しました。
高級住宅の設定だと知ったのは、第2幕終了後の休憩時間です。
言われてみれば確かに…。
でも、もし、休憩時間にプログラム冊子を読まなかったら…?
その舞台装置、照明の問題か、私が5階席から見下ろしていたせいか、あまり高級感を感じなかったのは私だけでしょうか?
光のあて方で、もっとカラフルにも出来たようにも思うのですが…。
あえてそうしなかったのかな?

歌手の動きも、結構細かい(結構、なまめかしい!)動作をしているかと思うと、棒立ちで歌う場面も多く、現地でのプレミエでの演出はどうだったのかな?と思いました。
いや、決して文句を言うような演技ではないのですが、値段が値段なので…。

ちなみに、私は安いランクの席を、正価で購入しました。
しかし、どうも、いろいろと、ディスカウント・チケットが、正規のルートでも出回っていたようで…。
開演10分前に着いたら、関係者の列の方が、一般入場者より長くて…。
はい、1階席はよく埋まっておりました。
5階からなので、半分くらいしか見えませんが。

閑話休題。

「歌手は小粒が多いようだけど、ケルビーノと伯爵夫人は素晴らしい!」…と思っていたのですが、途中からその判断に自信がなくなりました。
第1幕では“小粒”に感じた歌手が、第2幕では堂々たるハーモニーの重唱に…。
心なしか、文化会館にしては音像がぼやけているような…。
私の気のせい?

これ、PA、使ってませんよね?
う~ん。
某外来有名オペレッタ団体の時にようにスピーカが設置されていたわけではないですし…。
でも、このホールで、こんなに残響…と言うより、カラオケのようなエコーが、かかるものですかね?と…。
私の気のせい?

ピットのオケは、私の席からはよく見えませんでしたが、第1幕で聴いていた印象だと、ヴィブラート控えめっぽい音。
(ノン…かどうかは自信なし。)
でも、第2幕あたりからずいぶん潤いのある…と言うか、艶やかで芳醇な音に…。
私の気のせい?

技巧的には「ホルンが…」という印象はあったものの、スリムな響きにキビキビとしたテンポで、好感を抱いて聴いていたのですが、途中から筋肉質が肥満体に変わったような…。
歌劇場のオケっぽくなくて、最初のうちは歌手とずれる場面もあり、かえってスリリングで面白かったのですが、途中から、芳醇過ぎる音に違和感を感じてしまい…。
私の気のせい?

ピットの中ではなく、舞台と同じ高さの、上手の壁面に置かれたフォルテビアノが秀逸でした。
チェンバロではなくフォルテビアノを用いたことで、機能的かつ多彩な表現が可能になり、かつスピード感も出ていたと思います。
随所に遊びの旋律を織り交ぜていて、思わずニヤリと…。

そのフォルテビアノ奏者は、指揮者の後に舞台上に登場して、一緒にカーテンコールに答礼していました。
確かに良かったです。
良かったですが、途中から音像がぼやけてエコーがかかった音になってしまったように感じたのは、私の気のせい?

すみません、私の気のせいですよね、きっと。

ちなみに、第1幕と第2幕の間、第3幕と第4幕の間は、舞台の配置転換で、休憩ではないのですが、客席の照明を明るくしてしまったため、ぞろぞろとロビーに出て行く人も居て、客席はおしゃべりタイム。
舞台上では、電動ドライバーのビューンという音や、ハンマーで叩いているようなドンドンという音がして、個人的には雰囲気が台無しの体感。
これだったら、10分か15分の休憩にした方が良かったような気も…。
最新鋭の新国立の鮮やかな舞台転換のに慣れすぎですかね?
でも、東京文化会館だって、それなりには…。
今回この来日公演、全国巡業になっているためですかね?

現地で見たら、どうだったのでしょう?

指揮:ジュリアーノ・ベッタ
演出:エルマー・ゲールデン

伯爵夫人:カルメラ・レミージョ
アルマヴィーヴァ伯爵:クリストファー・ボルダック
スザンナ:マヤ・ボーグ
フィガロ:エフゲニー・アレクシエフ
ケルビーノ:フランツィスカ・ゴットヴァルト
マルチェッリーナ:リタ・アホネン
バジリオ:カール=ハインツ・ブラント
バルトロ:アンドリュー・マーフィー

演奏:バーゼル・シンフォニエッタ
合唱:バーゼル歌劇場合唱団

20130628


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<スイス・バーゼル歌劇場初来日公演> 2013年6月30日(日)15:00/びわ湖ホール 指揮/ジュリアーノ・ベッタ チェンバロ/イリーナ・クラスノフスカ バーゼル・シンフォニエッタ テアター・バーゼル合唱団 演出/エルマー・ゲールデン 美術/シルヴィア・メルロ/ウル...... [続きを読む]

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