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2013年9月 7日 (土)

メッツマッハー/新日本フィル(2013/9/7)

2013年9月7日(土)14:00
すみだトリフォニーホール

指揮:インゴ・メッツマッハー
新日本フィルハーモニー交響楽団

(第514回定期演奏会)
ジークリンデ:ミヒャエラ・カウネ
ジークムント:ヴィル・ハルトマン
フンディング:リアン・リ

R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第1幕

すみません、途中で寝落ちてしまいました…。
フンディングの歌唱の記憶なし…。
中抜きのキセル鑑賞…。
せっかくの「ワルキューレ」祭りなのに…。

前半の「ツァラトゥストラ…」は、ちゃんと聴いていましたよ。
食後で眠いはずの「ツァラトゥストラ…」で寝なかったのに、まさか休憩後に意識を失うとは、想定外。

で、その、ちゃんと聴いていた「ツァラトゥストラ…」は、「無難な滑り出しで、切れ味鋭いメッツマッハーさん節ながらも、まだ、あうんの呼吸とまではいかない、まだこれからスタートだし…」などと不遜なことを考えていたら、途中から煽る、煽る、追い越し車線をスポーツカーで…。

「ツァラトゥストラ…」の、私が過去に聴いた演奏では、部分的にせよ、ここまでスピードをアップした演奏は記憶にないような気がしますが、どうなのでしょう?
私としてはこの加速は、スリリングな快感を感じさせてくれる、好ましいサプライズでありました。

「ツァラトゥストラ…」は、ある意味、1月の客演時の「アルプス交響曲」(←あれも祭りでしたね)から連なるシリーズの演奏と言っても良いと思いますが、あの時は、ここまでオケを引っ張って煽ってはいなかったように記憶(←あてになりませんが)しています。
やはり正式就任後だからでしょうか?

前日の演奏のネット上での評判がいまひとつだったような気もして危惧していたので、「あ、大丈夫だ、良かった、良かった」と思っていたら、「おっと、そう来るか!」になってしまいました。

さて、お祭りの「ワルキューレ」第1幕。
メッツマッハーさんが眼鏡をかけ、指揮を始め、オケからざわめくような低音が発せられた時、その気合いの入った音に、「お、今日も素晴らしいのでは?」と嬉しくなりました。
ああ、それなのに、それなのに、肝心のところで睡魔が…。

中抜き、居眠り鑑賞のため、感想も断片的に。
金管については、メッツマッハーさんの要求に十分には応えられてはいなかったのかもしれませんが、3.11以降の一時の不調を思い出せば、存分に健闘したと言って良いのではないでしょうか?(←上から目線ですみません)

中抜きキセル鑑賞なので、歌手について語る資格は私にはありません。
…と言いつつ、少し語ってしまいますが、
(フンディングは寝ていて聴いてないので横に置くとして)
ジークリンデとジークムントは、出だしは一瞬、「あれ?小粒?」と思ったものの、次第にテンションを上げていった印象(途中、寝ていたくせに、偉そうにすみません)。
ジークリンデは譜面台に楽譜を置くも、全く開かずに歌いきりました。

終盤の、寄せては返す音の波、寄せては返しながら白熱し、…という、ワーグナーが音符に仕込んだドラマを、さらにえぐるように増幅、加速するメッツマッハーさんの指揮。
客演の時より、一歩踏み込んだように感じられました。

それにしても、「ツァラトゥストラ…」も、「ワルキューレ」第1幕も、メッツマッハーのこんな急加速、煽り、以前からありましたっけ?
スリリングで快感。
新しいシェフの着任の演奏は、今後を期待させるのに十分な新たな方向性のようなものを感じました。
メッツマッハーのライヴを体験しに、錦糸町に通おうという気になります。
NJPの未来はきっと明るい!
(途中寝ていたくせに、偉そうにすみません。)

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