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2014年1月25日 (土)

ハウシルト/新日本フィル(2014/1/25)

2014年1月25日(土)14:00
すみだトリフォニーホール

指揮:ヴォルフ=ディーター・ハウシルト
新日本フィルハーモニー交響楽団

(第519回定期演奏会)

シューベルト作曲 交響曲第4番「悲劇的」
ブルックナー作曲 交響曲第4番「ロマンティック」


シューベルトはノン・ヴィブラートですか?
それにしては速くなくて重厚な…。
え?
ブルックナーもノンヴィブラートですか?
巨大、壮大、轟音、でも見晴らしの良い眺望です!

御無沙汰をいたしました。
家庭の事情により、いろいろあって、約1ヶ月ぶりの生演奏です。

まずは、シューベルトが、予想に反して、ピリオドっぽい音で鳴り始めてびっくり。
ハウシルトさんがノン・ヴィブラート?
(終演後に気がついたのですが、舞台上には、ブルックナーでは使われなかった、バロック・ティンパニっぽい楽器が置いてありました。)

でも、ピリオドっぽいスッキリ系の音なのに、軽快で無く、重厚。
まるで、カール・ベーム様のCDのようじゃ、ありませんか。
正直、この遅めのテンポのシューベルト、特に第2楽章は、100%の共感を持って聴いていたと言ったらうそになりますが、
(ややこしい言い回し、失礼)
間延びした演奏でも無く、ひとつひとつ旋律をかみしめるような印象もありました。
何より、音のパワーが凄い。
指揮の動作が、全く無駄なく音に変換される。
気がついたら、遅めのテンポも気にならず、快感を感じておりました。

その、ブルックナーの前兆のようなシューベルト。
後半のブルックナーも、ノン・ヴィブラートっぽかったのは驚きましたが、濁りの無い音が心地良い。
弦がさざめく様子。
その中からホルンの音が浮かび上がる様子。
分離の良い音。
新日本フィルの演奏は、3.11以降しばらくの不調を忘れさせてくれるような、3.11以前に私がこのオケに抱いていたイメージに近い音でした。

終演後のステージ上では、ハウシルトさんにオケのメンバーが何度も拍手(足踏み)を贈る場面。

思い起こせば1年くらい前、バッハの管弦楽組曲第3番とシューベルトの「グレイト」の同質性にちょっと驚きました。
今回はその続編。
シューベルトとブルックナーの同質性、巨大な巨大な続編!

次の続編に期待したいです。

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