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2015年8月 9日 (日)

秋山和慶/東響(2015/08/09)

2015年8月9日(日)15:00
ミューザ川崎シンフォニーホール

指揮:秋山和慶
東京交響楽団

フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2015
東京交響楽団フィナーレコンサート
ソプラノ:天羽明恵
メゾ・ソプラノ:竹本節子
合唱:東響コーラス

マーラー:交響曲第2番「復活」

第1楽章、第2楽章あたりでは、一歩一歩踏みしめながら音を出すような印象。
「あれ?秋山さん少し枯れたかな?」とも思ったり、「もしかして安全運転?」と思ったりもしました。
「リハーサル時間はどうだったのかな?」と思ったり。
いや、東響のアンサンブル、決して乱れたりしていません。
それでも、本当に凄いときはもっと凄いですし…。

しかし、第3楽章の、異様とも言える(引用された先のベリオのシンフォニアの方を想起させるような)音響を見事に構築した後は、秋山節炸裂!

やっぱりミューザの音響は分解能が高いです。
そして、秋山さんの音自体が高分解能の方向なのでその相乗効果。
煽っても全体を掌握しコントロールしている秋山さん。
鳴らしても混濁しないホール空間の音響。
ある意味、すっきり爽快で、どろどろしないマーラー。
中庸よりもスッキリ寄り。
秋山さんのファンの私としては、秋山さんらしい方向性のマーラーで嬉しくなりましたが、違う方向の演奏を求める向きもあるかもしれません。

東響コーラスは、いつも素晴らしいので、「素晴らしいのが当たり前」の感覚になってしまっていますが、ミューザの分解能の高い音響の中でもハーモニーの均質性が保たれていました。
そして、そのミューザの音響の中で、独唱のお二人とのコントラストはくっきりとついていました。

オケはそれなりにゲスト奏者も多かったような印象もあります。
大編成だからではなく…。
それでも、東響のアンサンブルは(定期演奏会並みとは言いませんが)かなりのレベルを維持。
甲藤さん(フルート)やヌヴーさん(クラリネット)の首席のソロはさすが。
居ないと思ったハミルさん(ホルン)が、実は舞台裏でのバンダを吹いていたようで、最後に舞台裏から出てきたのはちょっとびっくりしました。

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