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2016年5月 8日 (日)

飯守泰次郎/東響(2016/05/08)

2016年5月8日(日)14:00
昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ

アルテリッカしんゆり
川崎・しんゆり芸術祭
《フィナーレ公演》

指揮:飯守泰次郎
東京交響楽団

ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
ブラームス:交響曲第4番

しばらく俗世間を離れていた私なので、飯守泰次郎さんが眼鏡をかけて出てきたのにちょっと驚きました。
いつ頃からなんですか?

それはともかく…。

「マイスタージンガー」前奏曲の冒頭だけちょっとかみ合わなかった感もありますが、流れ出せば無問題。
…と言うか、どの曲も、交響曲の楽章も、音の出だしは時々微妙にずれたり…。
飯守さんの棒にピタリと合うのはやはりシティ・フィルだけか…と思ったり…。

まあ、それは些細なことです。

「マイスタージンガー」前奏曲の最初のうちは「なんか、少し、もたもたしているような?」という印象もありましたが、それはタメを作ろうとしていたのだ…ということが、曲が進むうちにわかりました。

「飯守さん、以前より、懐が深くなったかな?」という音の広がりのようなものを感じたのは私の気のせいでしょうか?

すこーしだけ以前よりテンポが遅めに…と言ったら言い過ぎですが、踏みしめるような着実感を感じたのは、私の気のせい?
それでも、「イタリア」の第4楽章ではいつもの剛腕の側面も出ていました。

後半のブラームスになって、「やっぱり飯守マエストロ、もしかして階段を1段上へ上がったでは?」と思いました。
気迫や剛腕から少しだけ肩の力を抜いて、しなやかな豊穣なサウンドでたっぷり鳴らしたブラームス。
パワー不足は全くありませんが、「円熟の境地に入ったのでは?」と思いました。
もちろん、東響の安定感もあったのかもしれません。

東響のアンサンブルが定期並みなわけはありませんが(リハーサル時間が違うでしょうから当たり前ですね)そこはポテンシャルの高い東響ゆえ、特に弦と木管の鳴りはかなりのレベルで飯守マエストロの音を鳴らしていたと感じました。

20160508

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