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2016年5月21日 (土)

ワード/新日本フィル(2016/05/21)

2016年5月21日(土)11:00
すみだトリフォニーホール 

指揮:ダンカン・ワード
新日本フィルハーモニー交響楽団

(第55回新・クラシックへの扉
 ~土曜の名曲コンサート~)
ピアノ:フランチェスコ・トリスターノ

モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」
J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番(BWV1052)
バッハ:メヌエットニ短調
~トリスターノ:ラ・フランシスカーナ
(アンコール)
シューマン:交響曲第3番「ライン」
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
(アンコール)

朝行った病院が採血だけだったので早く終わり、ついつい来てしまいました午前11時の錦糸町。

指揮のダンカン・ワードさん、事前情報は私は全く持ち合わせていませんでしたが、なかなか素晴らしい。
「若手指揮者として世界を回って経験を積んでいる最中なら、手抜きはないだろう」などと、斜に構えて聴きに行ってすみません。

モーツァルトの「プラハ」は、今どきでは普通の快速テンポかもしれませんが、せかせかと先を急がず、単調にならず、微細なアクセントの振幅を織り交ぜて快感、好感。
NJPも第1ヴァイオリンが8人の少数精鋭で緊密の響き。
いやー、朝の11時にこういうモーツァルトを聴けるとは、極楽、極楽。
しかし、まだ続きます。

トリスターノさんのピアノ独奏でのバッハのピアノ協奏曲は、ソリスト、指揮者、コンマス崔さんの3角形が、かなりの至近距離でお互いに顔を見合い、目を見合っての、これまた緊密に奏でられた演奏。
ピアノの周りには「ピアノという媒体」を超越した空気が。
トリスターノさん、うわさ通り?只者ではなさそう。

その「ピアノという媒体を超越した空気」は、アンコールではさらに!!!

そして休憩後のシューマンの「ライン」。
これもワクワク感満載の素晴らしい演奏。
前半の2曲と少し印象が違って、縦の線を無理に揃えない感もありましたが、次々と湧き上がる美しい旋律を全て際立たせ、終結に向けて急がずに高揚させる正攻法。

アンコールのルーマニア民族舞曲も、縦の線より横の線を重視した演奏で、こちらは短い曲なので終結に向けて一気に駆け抜ける快演。
重松さんのクラリネットソロは今日も絶妙。

指揮のワードさんには、終演後のカーテンコールでのお決まりの、楽団員さんが起立せずの拍手も、義理での拍手ではないように感じました。
NJPとの相性も良さそうです。

定期演奏会で噛み合わなかった時(最近は減っていますが)よりも、はるかに素晴らしかったような気もする新・クラシックへの扉でした。←暴言すみません。

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