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2016年9月25日 (日)

パーヴォ・ヤルヴィ/N響(2016/09/25)

2016年9月25日(日)15:00
NHKホール

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
NHK交響楽団

(第1842回定期公演Aプログラム)
ピアノ:ラルス・フォークト

モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番
シューベルト:楽興の時第3番
(アンコール)
ブルックナー:交響曲第2番

ああ、天然のハイレゾだ…という不謹慎な第一印象(すみません!)。
あの巨大なNHKホールでも、1階席の壁際は、分解能の高い、結構良い音がします。
直接音、プラス、壁からの反射音…ではないかと思っているのですが、どうなんでしょう?

そこで聴くモーツァルトは極上、極上。
フォークトさんのピアノは、やや硬質でクリアー。
随所に仕掛けをちりばめながら、全体の構成の枠内からはみ出さず、最終的には格調高く流れるピアノ。
オケもピリオド寄りに偏らず、ややスッキリ系だけど美しい音色。

アンコールの楽興の時の選曲も含めて、幸せな空気が充満した前半でした。。

休憩後のブルックナーは、スッキリ系と言ってしまえばそれまでですが、サラサラ流れていくだけの無味乾燥な演奏ではありません。
「キレがあるのにこくがある」(←CMは逆でしたね)と言うどこかで聞いてような形容(死語?)をしたくなる味わい深さを内包する。
旋律の歌い回しも、やや速めながらセカセカと先を急ぐのではなく、ちゃんと美しく歌っている。
まあ、それでもスッキリ系なので、どちらかと言うと爽快感を感じる演奏です。
NHKホールの残響少なめの響きには合っていたかもしれません。

番号は違いますけど、いつぞやの某放送オケの来日公演、私はパーヴォさんのブルックナーにこういう切れ味を期待していたのかも…と思いました。
ハマの仇を江戸で討ったような???
あのときは、あれも良いと思ったのですけど。
もっともパーヴォさんは、オケによって、そのオケに合わせて、鳴らすサウンドを変えているかもしれません??

20160925n

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