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2016年10月29日 (土)

ヘンヒェン/新日フィル(2016/10/29)

2016年10月29日(土)14:00
サントリーホール

指揮:ハルトムート・ヘンヒェン
新日本フィルハーモニー交響楽団

(第564回定期演奏会ジェイド<サントリーホール・シリーズ>)

ベートーヴェン:交響曲第4番
シューマン:交響曲第4番
(1851年改訂版)

「興奮した」とか、「スリリングだった」とか、「未知の体験だった」とか言うのとは違います。
「味わった」というのがふさわしいかもしれません。

前半のベートーヴェンは、オールドスタイル…と言うのかもしれませんが、ゆるゆるではない演奏。
弾力性にあふれた懐かしくも心地良い響き。
ベートーヴェンの9曲の中で、特にこの曲は残響豊かなホールで聴きたい曲ですが、まさにサントリーの豊穣な音響で聴く慶び!

本日のNJP定期もクラリネット首席の重松さんは降り番でしたが、先日のルビーに続いて、ゲスト奏者が負けず劣らずめちゃくちゃ上手い。
メンバー表を見ると「サトー」。
私の席からは後ろ姿しか見えませんでしたが、首席クラスで「サトー」と表記する奏者が都響の「サトー」さん以外に居るとも思えません。
ちなみにルビーの時のゲスト奏者のメンバー表の表記は「金子」でした。

閑話休題。

後半のシューマンは一転、パワフル!
これは前後半でコントラストをつけたのでしょうか?
前半のベートーヴェンも第4楽章あたりは結構高揚(それでも節度あり)していて、始まったときは「その続編?」とも思いましたが、すぐに「違う」と思いました。
編成上も聴感上もかなり金管が強奏。
シューマンはマーラー編曲でない方がマーラーの予兆を感じるような気がするのは私の気のせい?

前半の予定調和ながらもリハで音を作り込んだと拝察される佳演、ただし第4楽章は秩序を保ちながらも結構畳み掛ける。
後半はその秩序を半分解放してエネルギーを放射、喜びを謳歌するような印象の場面も…。

9月以降のNJPは新シーズンを順調にスタートさせた印象で嬉しい限りです。
新シェフに続いて、前回客演で好印象だったヘンヒェンさんが来演して変わらぬ相性の良さを聴かせてくれたのも嬉しい。
ぜひまた呼んでいただきたいマエストロ、バイロイト登場でギャラが高騰しないことを願います。

20161029

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