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2016年11月19日 (土)

大野和士/都響(2016/11/19)

2016年11月19日(土)19:00
サントリーホール

指揮:大野和士
東京都交響楽団

(第817回定期演奏会Bシリーズ)
ヴァイオリン:庄司紗矢香

フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」
デュティユー:ヴァイオリン協奏曲「夢の樹」(1983-85)
シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」

1曲目のフォーレは、ふわっとした音で始まり、木管の4首席の同質の美音のソロが美しい。
ただ、オケ全体としての音場が、まとまりではなく、拡散に聞こえたのは私の気のせいでしょう?
2曲目以降では、そうは感じなかったのですが…。

続いて、庄司紗矢香さんを向かえてのデュティユー。
私は、どちらかと言うとデュティユーの作品は苦手なのに…。
この曲は、Apple Musicに音源があったので予習したら、さらに苦手になったのに…。
なんとなんと、めちゃくちゃ楽しみました。
庄司さんの、難しさを外に見せない美音が快感。
バックの都響も気合の入った演奏で快感。
ピアノなどまで使われていて、打楽器的なメリハリが際立ちました。

最後のシェーンベルクは、まだロマン派的な作品。
寄せては返し、延々と続く40分、次第に聴き手もマインドコントロールされ、音楽の渦に飲み込まれる。
スクリャービンの「法悦の詩」とどちらが先?とも思いましたが、似て非なるという印象もありました。
やがて大転換する「この後のシャーンベルク」の予兆も内包しながら、曲はひたすら美しく続き、そして終わる。

この日はさすがに疲れたので、夜の部は自粛しようかと思ったのですが、庄司さんの名前に惹かれて、サントリーホールに吸い寄せられました。
そして、それは正解。
もちろん、シェーンベルクも良かったですけど。

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