« 藤原歌劇団「カルメン」(2017/02/05) | トップページ | 下野竜也/群響(2017/02/11) »

2017年2月11日 (土)

小林研一郎/読響(2017/02/11)

2017年2月11日(土・祝)14:00
横浜みなとみらいホール

指揮:小林研一郎
読売日本交響楽団

(第93回みなとみらいホリデー名曲シリーズ)
チェロ:宮田大

ドビュッシー:小組曲
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番~前奏曲
(アンコール)
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」

コバケンは私は「是々非々」の聴き手で、打率があり、ホームランもあれば三振もダブルプレーもある印象(上から目線ですみません)。
それでも、当たった時の満足度は非常に高い。
この日は、第一打席が凡退、第二打席がシングルヒット(ただしタイムリーヒット)、第三打席が3塁打くらいだったような(上から目線ですみません)。

1曲目の小組曲は、弦が極上の柔らかい音を鳴らしているのに、それに絡む管楽器の音がいまひとつ洗練されていない印象。
もちろん、天下の在京オケの主催公演ですから「欲を言えば」のレベルではあるにせよ、本当はさらに洗練させることが出来るのでは?という思いは払拭できませんでした。

続く協奏曲では、宮田さんの独奏の音でオケが目を覚ましたような…。
宮田さん、座って音を出しただけでみなぎるエネルギーを感じます。
もちろん、鍛錬の賜物なのでしょうが、年齢的にも、気力と体力の両方でいま一番良い年代かも…と思わせるくらい、オーラすら感じる独奏でした。
オケの音の溶け合いは1曲目に比べて格段に向上したように感じました。
やれば出来るじゃん…って、天下の読響に対してすみません。

宮田さんのアンコールも気合いの載った、なめらかでパワフルな秀演。
ソリストの周囲が異空間になったような、あるいはスポットライトがあたっているような印象すらありました。

休憩後の交響曲は言わずもがな。
良いときのコバケンの成分含有率90%といったところ(ほめているつもり)。
みなとみらいのオルガンの音の美しさは随一で、パワフルに鳴らしても音が濁らないだけでなく、しっとりと鳴らすところ(第1楽章など)の美しさは筆舌に尽くしがたし。
(この曲をみなとみらいで聴くと、毎回、同じような感想になりますが…。)
読響も気合いの入ったパワフルな音、そして艶やかで美しい音で、炸裂し、歌い、…。

…と言うわけで、最後は非常に後味の良い演奏会となりました。

201702111

201702112

201702113

|

« 藤原歌劇団「カルメン」(2017/02/05) | トップページ | 下野竜也/群響(2017/02/11) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/214768/64881471

この記事へのトラックバック一覧です: 小林研一郎/読響(2017/02/11):

« 藤原歌劇団「カルメン」(2017/02/05) | トップページ | 下野竜也/群響(2017/02/11) »