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2017年4月23日 (日)

ゲッツェル/読響(2017/04/23)

2017年4月23日(日)14:00
横浜みなとみらいホール

指揮:サッシャ・ゲッツェル
読売日本交響楽団

(第95回みなとみらいホリデー名曲シリーズ)
ピアノ:ユリアンナ・アヴデーエワ

ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
グリーグ:ピアノ協奏曲
チャイコフスキー:18の小品作品72~瞑想曲
(アンコール)
ドヴォルザーク:交響曲第7番

ゲッツェルさんが読響を振るとこうなる(こう鳴る)のね!とちょっと驚き。
これまで神奈川フィルやフォルクスオーパーで聴いたのに比べて、スポーツカーから高級セダンに乗り換えたような懐が深くスケールが大きな音。
どちらが良い悪いでなく。

アヴデーエワさんのピアノの深みをかじる音も素晴らしい。
旋律の歌い回しや弱音だけでなく、排気量の大きい車のような印象(余裕感)はオケだけでなくピアノも。
ここぞというところでも弾きまくって盛大に鳴らしても、豪腕の印象はなく、格調高いのも素晴らしい。

ピアノを良く聴く方にとっては「何を今さら…」かもしれませんが、アヴデーエワさんの素晴らしさを思い知らされました。

…と、前半終了時点でかなり満足度が高かったのですが、後半はさらにヒートアップ。
ヒートアップと言っても粗雑ではありません。
前半にも増して攻めの姿勢が鮮明な演奏。
第3楽章の優美さから一転して激情?の渦巻く第4楽章へアタッカでなだれ込む。
終楽章はかなりのハイテンションながら、格調も保ったあたりが読響の懐の深さかもしれません。

神奈川フィルを退任したゲッツェルさんが、みなとみらいで、下野さんが退任した直後の読響で、ドヴォルザークをでやる…というのは、事前には色々な思いがありました。
でも、今日の演奏を聴けて良かった。
ああ、新しい「時代」が始まったんだ、と晴れやかな気分になりました。

指揮者だって日々進化する。
ゲッツェルさん、1段階段を上がったような風格すら感じました。

201704231

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