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2017年6月24日 (土)

秋山和慶/東響(2017/06/24)

2017年06月24日(土)18:00
ミューザ川崎シンフォニーホール

指揮:秋山和慶
東京交響楽団

(第651回定期演奏会)
ホルン:フェリックス・クリーザー

ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
J. ハイドン(偽作):ホルン協奏曲第2番
モーツァルト:ホルン協奏曲第2番
ロッシーニ:狩のランデヴー
(アンコール)
ブラームス:交響曲第1番

近年、公演によっては「少し枯淡の境地に入られたかな?」と感じることもある秋山さん。
(198年代からの長年の大ファンなので、辛口コメント御容赦を。)
この日は全く枯れていません。
ウェーバーも同系統ですが、引き締まったブラームス。
もちろん若い頃の厳しく細かい棒さばきとは異なりますが、これは円熟と言うべきでしょう。
力強くしなやかな中に、味わい深さを兼備。
カチッとまとまっているだけじゃない柔和な音色。
ミューザの高分解能の音響なのに、サントリーで聴く豊穣な東響の音のよう。
秋山さんと東響のコンビの演奏会は結構ありますが、秋山さんはやっぱり定期演奏会で聴いた方がいい(←秋山さんだけじゃないと思いますけど)という思いが裏付けられた印象
前半のソリストのフェリックス・クリーザーさんは、両腕がなく、ホルンは足で操って吹きます。
ステージ上には、椅子の前にスタンドに固定されたホルンが置かれていて、登場したクリーザーさんは、居ずに座ると靴を脱いで、足の指で操作する。
しかし、演奏が始まってすぐに、そんなハンディキャップは忘れて演奏を堪能いたしました。
それでも、音色上、ハンディはゼロではないと思いますが、そんなことよりも、輝かしい、存在感のあるホルンの音を楽しむが勝ち。
オケの方がピリオドのピの字もない(?)演奏でしたが、柔らかい音色で美しい。
こちらも、秋山さんの円熟の柔和なニュアンスだったのでしょう。

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