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2018年2月11日 (日)

パーヴォ・ヤルヴィ/N響(2018/02/11)

2018年2月11日(日)15:00
NHKホール

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
NHK交響楽団

(第1879回定期公演Aプログラム)

マーラー:交響曲第7番

N響のマーラー第7番というと、以前、ジンマンさんの指揮で聴いて、「N響の皆さん、この曲を良い曲だと思って演奏していますかね?」と思ったのを思い出します。

心配は杞憂でした
あのときの「とりあえず、音にしました」のレベルの演奏とは雲泥の差。

最初、ただ交通整理をして、ただきれいに鳴らして…と思っていた演奏が、魅惑的に旋律が語り、次第に熱を帯びていく様はパーヴォさんの棒のマジックでしょうか。

個人的にはインバルさんのような、複雑性を感じさせない懐の深い演奏が好みですが、パーヴォさんの指揮は複雑性をオブラートに包まず、そのまま提示した上で、それを絶妙の均衡のもとに崩壊しそうでしない高揚へ導いた名人芸かもしれません。

パーヴォさんの指揮も、かなり細かく振り、そして力を込めた気合の指揮。
それに導かれてオケも力の入った演奏をして下さって、めでたし、めでたし。

個人的には海外出張後の疲れで、曲が始まった時は寝落ちしそうなくらいだったのに、第3楽章あたりではそんな眠気も疲労も吹っ飛び、目をぱっちりあけて集中して鑑賞できて、まさに音楽が覚醒させてくれました。

今回が初めての体験ではありませんが、音楽の効用は本当に素晴らしい。

ただ、パーヴォさんの棒で素晴らしい演奏にはなったけれども、やっぱり、N響って、マーラーは得意ではないオケなのかな?という思いも少々。
都響だったら?と雑念が表れない演奏をお願いしたいような気もしました。
僅差ではありまするが。

20120211n

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