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2018年3月の2件の記事

2018年3月31日 (土)

上岡敏之/新日フィル(2018/3/31)

2018年3月31日(土)14:00
すみだトリフォニーホール

指揮:上岡敏之
新日本フィルハーモニー交響楽団

(第586回定期演奏会トパーズ<トリフォニー・シリーズ>)
ヴァイオリン:豊嶋泰嗣

シューベルト:交響曲第5番
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
シューマン:交響曲第1番「春」
ベートーヴェン:交響曲第4番~第4楽章
(アンコール)

ピリオド・アプローチがメンデルスゾーンやシューマンにまで及んでいる昨今の不調へのアンチテーゼでしょうか。
シューマンは、流麗極まりない演奏です。
エッジを立てず、シームレスにつなげる、流す。
それでいて弾力性や迫力が全く犠牲にならない不思議。
最初は、この調子で最後までやられたた、なよなよした演奏になるのでは?という第一印象は完全に覆りました。
指揮台上の上岡さんの踊るような動きにNJPがほぼ完璧に反応する様を「見る」のも快感でした。

そしてアンコールのベートーヴェンの4番は、シューマンの後に演奏するのに、なんとふさわしいことか!
例によってプログラミングの妙味を感じる演奏会。
一瞬、驚いたものの、聴いてみれば、そういうつなげ方があったか…と。

前半は個人的体調で眠かったので、多くを語る資格はありませんが…。

シューベルトは、シューマン同様に流麗型だったかな?

バルトークは、豊嶋さんの独奏は「きれいに鳴らす」を最優先しているように感じられ、私としては、もう少し“汚い”音も欲しいように感じましたが、これは、豊嶋さんの“狙い”には相容れないのでしょう。
上岡さんの指揮するオーケストラパートの方が変幻自在にスケールアップする中で、コンサートマスターによる独奏付きの交響曲のような…と言ったら言い過ぎでしょうか?
聴き応えありましたけど。

あ、前半、眠かったのに、ちゃんと聴いていたかのように感想を述べてすみません。

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2018年3月24日 (土)

上岡敏之/新日フィル(2018/03/24)

2018年3月24日(土)14:00
すみだトリフォニーホール

指揮:上岡敏之
新日本フィルハーモニー交響楽団

第13回RUBY<アフタヌーンコンサート・シリーズ>
コントラバス:渡邉玲雄

レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」
ボッテシーニ:コントラバス協奏曲第2番
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

「悲愴」交響曲の終結部が凄い。
頂点を第3楽章ではなく、第4楽章での慟哭持ってきた演奏。
最後も「消え入るように」ではなく、最後まで強い音を維持する。
コントラバスのピチカートも強力に鳴らしながら、全体の音は消えていかずに、唐突に、中断されるように終わる。
その後は指揮者はかなりの時間、指揮台上で微動だにせず。
静寂が会場を包む。
この曲、こういう側面を持っていたのか!というインパクトのある終結。

そう言えば、第1楽章の冒頭、コントラバスがそ~っと入ってくるところは、逆に聞こえるか聞こえないかの超絶微弱音。
これがきれいに決まるNJPが帰ってきて、本当に嬉しい。

個人的に、本業の仕事に忙殺されていて、約1ヶ月ぶりの演奏会鑑賞となりました。
この日も、間に合うか微妙だったのをギリギリに駆け込んだので、前半は“生演奏の会場の雰囲気”にすぐに慣れず、ちょっと気持ちが乗りきらずに聞いてしまって残念。
「悲愴」交響曲の第3楽章あたりで目が覚めたような体感です。(寝てませんけど。)

…というわけで、「この日の主役はコントラバス」とネット上に感想が飛び交っているのに乗り遅れていますが、コントラバス協奏曲で、「こんなにメロディーをきれいに奏でる楽器なんだ!」と舌を巻いたことは事実です。
前半から“入り込める”ように、コンディションを整えて聴きに行くべきでした。
申しわけございません。

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