« 2018年3月 | トップページ | 2018年5月 »

2018年4月の4件の記事

2018年4月29日 (日)

ブロムシュテット/N響(2018/04/29)

2018年4月29日(日)15:30
Bunkamuraオーチャードホール

指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
NHK交響楽団

(N響オーチャード定期第99回)

ベートーヴェン:交響曲第8番
ベートーヴェン:交響曲第7番

今さら…の話しですが、やっぱり私は、オーチャードホールの音響は肌に合わないです…。

ホールの音響で音が丸まってしまった感もありますが、ステージ上で鳴っている音は、おそらく歯切れ良く、かつ弾力性も兼ね備えた音なのでしょう…という脳内補正が必要な私の席。
ともあれ、ブロムシュテットさん、お年を召しても全く枯れない音楽、元気、元気。

第7番も前半同様、ホール音響で音が丸められた感はあるが、快速テンポで突っ走った演奏。
それでいて、旋律の歌い回しに無味乾燥さは皆無。
昔に比べて指揮の動作は減ったとは言え、全く枯れないマエストロのパッションが音に乗り移る。

それだけに、ホール音響がもどかしく感じられたり…。

20180429n1

20180429n2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年4月28日 (土)

パヴェル・コーガン/新日フィル(2018/04/28)

2018年4月28日(土)14:00
すみだトリフォニーホール

 

指揮:パヴェル・コーガン
新日本フィルハーモニー交響楽団

(第588回定期演奏会トパーズ<トリフォニー・シリーズ>)

 

ボロディン:歌劇「イーゴリ公」~「だったん人の踊り」
グラズノフ:演奏会用ワルツ第1番
チャイコフスキー:スラヴ行進曲
ムソルグスキー(ラヴェル編曲 ):組曲「展覧会の絵 」

音の溶け合い、派手に鳴らす所で音が飽和せずに炸裂するなど、粗雑にならないスケール感が素晴らしい。
NJPの棒への反応も素晴らしい

「ラヴェル編」と言うよりは「ムソルグスキー作曲」の「展覧会の絵」。

前半も含めて、「おっ、何かが起こるぞ!」というざわめきから、意外と正攻法に炸裂してしまう感もありますが(一本調子と言えなくもない)、期待はずれではなく、「想定内」の方向で「想定を超えて」鳴らすのは快感です。

前半に感じた芳香感は、後半の「展覧会の絵」では少々後退しましたが、これは曲の性格ゆえでしょう。

それにしても、指揮者も素晴らしいのでしょうが、NJPの復調は著しいものがあります。
そもそも、狭き門の在京オケの奏者が、下手なはずはありません。
アンサンブルさえ戻れば、こうなることは想定内でしたが、長年待っただけあって、嬉しい限りです。

201804281_2

201804282_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

高関健/東響(2018/04/28)

2018年4月28日(土)11:00
ミューザ川崎シンフォニーホール

指揮:高関健
東京交響楽団

(モーツァルト・マチネ第33回)

モーツァルト:行進曲ニ長調K.335第1番
モーツァルト:セレナーデ第9番ニ長調K.320 「ポストホルン」
モーツァルト:行進曲ニ長調K.335第2番

「長い曲なので、だらだらやりますので、あまり集中せずお気軽にお聴き下さい」という指揮者のトークとは裏腹に、緊密で歯切れ良く、かつ堂々たる演奏。

ポストホルン・セレナーデの両端に、楽隊の入退場の行進曲を配した選曲。
実際に楽団員さんは順次入場、順次退場。
数人が弾いている室内楽的アンサンブルが、徐々に弾く奏者が増えてフル・オーケストラのシンフォニックなサウンドに、シームレスに変貌する様も、ちょっと得難い体験でした。

ポストホルン・セレナーデは久しぶりに生演奏で聴きましたが(スウィトナーさんの指揮するN響定期以来かもしれません)、貴族の宴のBGMのために作曲された曲とは思えない立派な曲。

「木管の妙技もありますので、良いと思ったら拍手して下さい」という指揮者のトーク通り、楽章間拍手もある暖かい空気の会場でした。

201804281

201804282

201804283

201804284

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年4月15日 (日)

準・メルクル/マレーシア・フィル(2018/04/15)

2018年4月15日(日)15:00
ペトロナス・フィルハーモニック・ホール
(Dewan Filharmonik PETRONAS)



指揮:準・メルクル
マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団

ピアノ:Melody Quah



ドビュッシー(カプレ編曲):子供の領分(管弦楽版)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」



マレーシアへの出張が土日をはさむスケジュールになりました。
オフとは言え、出張中なので、あまり遊び歩くわけにも行かず、クアラルンプールの街中で過ごしました。
幸い、マレーシア・フィルの演奏会があったので行ってみました。



ホールはツインタワーの下にあり、ツインタワー同様、石油会社が建てたもの。
客席数は900席程度とのことです。
東南アジアの酷暑の街中からホールに入ると、そこは別世界でした。
ただ、入場者数はあまり多くなかったですね。
半分くらいだったかもしれません。



マレーシア・フィルは、各国から奏者を集めて1997年に設立されたオケとのこと。
現在に至っても、個々の奏者の技量は高いけれど、日本のオケを聴き慣れていると、アンサンブルが少しゆるいような気もしました。
ただ、それが弱点かと言うと、そうでもなく、これがオケの個性なのかな、と好意的に聴きました。



ピアニストのMelody Quahさんは、カタカナではメロディー・クァーとか表記すれば良いのでしょうか?
こちらも緻密型ではなく、勢いで弾く印象。
ただしそれも、弱点ではなく個性かなぁと思いました。
指揮者のメルクルさんが、指揮の無い部分でニコニコしながら見守ると、嬉しそうな表情で弾いて、ピアノの音がチャーミングに変貌するという場面もあり、指揮者の力って大きいのねと思ったり…。



会場の拍手はメルクルさんへよりも、Melody Quahさんへの方が熱狂的。
地元で人気なのか、サクラなのか(失礼!)わかりません。
アンコールにメンデルスゾーンの「結婚行進曲」をアレンジ?した曲を演奏しましたが、日本と違って終演後のロビーに「本日のアンコール」の掲示などはなく、詳細不明。



ともあれ、なかなかこのために遠征することはないと思われるし、出張が土日を挟むこともそんなに多くはないので、得がたい経験をしました。



コンサートの前には、ツインタワーに登ってみました。
前々から「登ってみたい」と思っていたので念願がかなったのですが、「1回登ればもういいかな」という思いも…。

2018041501

2018041502

2018041503

2018041504

2018041505

2018041506

2018041507

2018041508

2018041509

2018041510

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年3月 | トップページ | 2018年5月 »