コンサート/オペラ2018

2018年12月31日 (月)

2018年を振り返って

2018年は本業の仕事もそれなりに忙しく、海外出張も、2月にアメリカ、4月にマレーシア、6月にフィリピン、10月にドイツと、“出張族”ではない私にとっては、比較的多く海外に行った年でした、
その上、2006年のウィーン旅行以来、12年ぶりに個人旅行(いわゆる海外旅行)にも行きました。
「出張でなくて飛行機に乗るのって、こんなに気が楽なんだぁ!」という驚き。
気ぜわしい中で“いつものホール”に足を運ぶのとは違って、強制的に“非日常”に待避するのは結構快感で、鑑賞記を書いた8月のオーストリアに加えて、演奏会抜きで、シンガポールにも行きました。
そういうこともあって、海外で鑑賞した5回を除くと、26回と、かなり少ない年になりました。

【国内オーケストラ編】

■NHK交響楽団
 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ2018/02/11
 指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット2018/04/29
 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ2018/05/13

■オペラ・オーストラリア管弦楽団

 ※シドニー・オペラハウス「アイーダ」(ヴェルディ)
  →【オペラ編】Conductor:Pier Giorgio Morandi
2018/8/13

 ※シドニー・オペラハウス「リゴレット」(ヴェルディ)
  →【オペラ編】Conductor:Renato Palumbo
2018/8/14

■神奈川フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:園田隆一郎2018/01/24

■札幌交響楽団
 指揮:マックス・ポンマー2018/12/01

■新日本フィルハーモニー交響楽団
 指揮:上岡敏之2018/01/13
 指揮:マルクス・シュテンツ2018/02/03
 指揮:上岡敏之2018/03/24
 指揮:上岡敏之2018/03/31
 指揮:パヴェル・コーガン2018/04/28
 指揮:ジョアン・ファレッタ2018/05/19
 指揮:上岡敏之2018/09/15
 指揮:上岡敏之2018/10/06

■東京交響楽団
 指揮:秋山和慶2018/01/08
 指揮:高関健2018/04/28
 指揮:ユベール・スダーン2018/09/22
 指揮:ユベール・スダーン2018/10/06
 指揮:秋山和慶2018/12/29

 ※新国立劇場「フィデリオ」(ベートーヴェン)
  →【オペラ編】指揮:飯守泰次郎
2018/05/20
  →【オペラ編】指揮:飯守泰次郎2018/05/27
  →【オペラ編】指揮:飯守泰次郎2018/06/02

■名古屋フィルハーモニー交響楽団
 指揮:小泉和裕2018/01/19

■読売日本交響楽団
 指揮:シルヴァン・カンブルラン2018/01/07
 指揮:シルヴァン・カンブルラン2018/01/13
 指揮:シルヴァン・カンブルラン2018/01/21
 指揮:ユーリ・テミルカーノフ2018/02/12

【海外オーケストラ編】

■オーストラリア室内管弦楽団
 Director & Violin:Richard Tognetti2018/08/12

■マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:準・メルクル2018/04/15

【オペラ編】

■新国立劇場

 「フィデリオ」(ベートーヴェン)
  指揮:飯守泰次郎
2018/05/20
  指揮:飯守泰次郎2018/05/27
  指揮:飯守泰次郎2018/06/02
  →【国内オーケストラ編】東京交響楽団

■シドニー・オペラハウス

 「Great Opera Hits」(2018/08/12

 「アイーダ」(ヴェルディ)
  Conductor:Pier Giorgio Morandi
2018/8/13

 「リゴレット」(ヴェルディ)
  Conductor:Renato Palumbo
2018/8/14

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2018年12月29日 (土)

秋山和慶/東響(2018/12/29)

2018年12月29日(土)14:00
サントリーホール

指揮&チェンバロ:秋山和慶
東京交響楽団

(「第九と四季」2018)
ヴァイオリン:辻 彩奈
ソプラノ:中村恵理
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子
テノール:西村 悟
バス:妻屋秀和
合唱:東響コーラス

ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」~春・冬
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」
蛍の光
(アンコール)

長年続いたこのシリーズも今年で最後。
私が初めて聴いたのは1985年12月28日、簡易保険ホール。
当時はもちろん、この秀逸な東響コーラスの発足のはるか昔です。

最初に演奏される「四季」は、ソリストの気合い、ソリストの準備状況によっては、“前座”のようになってしまう年もないわけではありません。
つまり、ソリストの出来によって毎年かなり違う印象ですが、この年のはおそらく“大当たり”の年だと思います。
微細な音の出、表情付け、絶妙の間合いなど、聴き応えのある熱演でした。

「第九」については、秋山さんの壮年期のカミソリのような切れ味を知るファンとしては、はっきり言って、ゆるく感じる所も多々あります。
しかし、その分厚みと味わい深さを増した面もあります。
嬉しかったのは、前年までの数回で感じられた「枯れた」感が消えたこと。
切れ味から豪腕に変化したとは言え、有終の美の演奏でした。

アンコールの「蛍の光」と、ペンライトでの演出も、この年で見納めなのかな。
終演で舞台の照明が明転すると同時に、秋山さんに花束贈呈あり。

私自身は諸事忙殺されて演奏会に足を運ぶ回数が減っていますが、このシリーズの最後に立ち会えて良かったです。

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2018年12月 1日 (土)

ポンマー/札響(2018/12/01)

2018年12月1日(土)14:00
札幌コンサートホールKitara

指揮:マックス・ポンマー
札幌交響楽団

(第614回定期演奏会)
ピアノ:マルティン・シュタットフェルト

メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」
J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番
シュタットフェルト:バッハへのオマージュ~ピアノのための12の小品よりパストレッラ
(アンコール)
シューマン:交響曲第3番「ライン」

久しぶりです。
生演奏は2ヶ月ぶりです。
kitaraは11年ぶりです。(前回はボッセさん

諸事忙殺されて、ついつい空席を作ってしまう毎日ですが(すみません)、演奏会のチケットだけでなく、航空券も買ってしまえば、嫌でも行くだろう…ということで札響のチケットを購入しました。
ポンマーさんの音楽をまた聴いてみたいという思いもありました。

まずはメンデルスゾーン。
味わい深いとしか言いようがない、尖らない、心地よい音楽です。
この音が聴きたくて飛行機に乗りました。
指揮棒は持っているけど拍子を刻むことなど最小限。
おそらく指揮者は、ただ立っていて視線だけ送れば、音楽が出来上がってしまうのではないか…という感じ。

バッハも、シュタットフェルトさんのピアノも含めて、古き良き時代の、尖っていない(非ピリオド)演奏。
かといって、今の時代に演奏するのだから、古めかしさんはありません。
こういうバッハもいいよね…という…。
NJPの定期でオール・バッハ・プログラムを指揮したときのことを思い出しました。

休憩後のシューマンは、前半と打って変わってエネルギッシュな指揮。
休憩を挟んで静と動のコントラストですが、鋭いアクセントを織り交ぜながらも、味わい深さ失っていません。
人間国宝の至芸のような音楽は、まさに「味わった」という体感でした。

札幌滞在はkitaraのみ。
11時に新千歳空港に着き、19:00発の飛行機で帰りました。

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2018年10月 6日 (土)

上岡敏之/新日フィル(2018/10/06)

2018年10月6日(土)14:00
すみだトリフォニーホール

指揮:上岡敏之
新日本フィルハーモニー交響楽団

(第17回ルビー<アフタヌーン・コンサート・シリーズ>)
ピアノ:田部京子

ベートーヴェン:交響曲第4番
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
ベートーヴェン:交響曲第7番
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」~第4楽章
(アンコール)

冒頭の第4番から、しなやかに跳躍、伸縮、飛翔、…。
何とも形容しがたい、指揮者とオケの運動能力を誇示するかのような演奏。
味わうどころではなく、目の前で起きていることを受け止めようとするので精一杯。
生演奏なので、あっという間に過ぎ去ってしまいますが、…。

休憩後の第7番はさらに輪をかけて“やりたい放題”。
一歩間違えれば…と言うか、あと一歩のところで粗雑な爆演になり下がるのところを、飽和せず崩壊せず、一体感をもって追従したNJPも素晴らしい。

(数年前、前音楽監督とゴタゴタがあった後、ハーディングさんの指揮に追従できず、飽和した感のある演奏もあったように記憶も結構鮮明に残っていますが、いまのNJPは“復調した”と言って良いのでしょう。)

アンコールの「イタリア」交響曲の終楽章が、7番の“続編”としてこんなに親和性があるというのも目から鱗。
激しい終楽章2連発で打ちのめされました。
終わってみると、「凄かった」で、どこがどうだったか、あまり覚えていないのですが…。

なお、ピアノ協奏曲は、端正なピアノ独奏ではありましたが、個人的印象としては、「4番と7番にはさまれると、…」という感もあり。
会場からはさかんにブラボーの声がかかっておりましたが…。

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スダーン/東響(2018/10/06)

2018年10月6日(土)11:00
ミューザ川崎シンフォニーホール

指揮:ユベール・スダーン
東京交響楽団

(モーツァルト・マチネ第35回)

<オール・モーツァルト・プログラム>
交響曲第34番
交響曲第38番「プラハ」

元祖・モーツァルト・マチネのスダーン前監督がミューザの朝に帰ってきました。
かつて当たり前のように、定常的、定期的に聴けたこのコンビによるモーツァルトが、いかに至福の日々だったのかを思い知らされる、思い起こされる演奏です。
単にエッジを立てて快速テンポにしただけではない、音楽的必然が内在する演奏。
単なるピリオドでも、ピリオドとモダンの折衷案でもありません。
快速テンポながらも旋律の歌い回しは粗雑にならず魅惑的。
随所に織り交ぜる小アクセントに加え、ここぞという時の大アクセントも効果的かつ突出せずに全体に調和。
これはもう、至芸としか言いようがございません。
スダーン監督在任時代、「いつでも聴ける」と思っていた、実は希有の体験。
まだまだ消失したわけではありませんので、ぜひ、1年に1回は帰ってきていただきたいものです。

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2018年9月22日 (土)

スダーン/東響(2018/09/22)

2018年09月22日(土)18:00
サントリーホール

指揮:ユベール・スダーン
東京交響楽団

(第663回定期演奏会)
ヴァイオリン:堀米ゆず子

ハイドン:交響曲第100番「軍隊」
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」

近年のスダーン元監督の東響客演の曲目は、監督自体に演奏した曲の再演であることが多いですが、私はそれをちっとも不満に思っていません。
むしろ大歓迎です。
「軍隊」も「田園」も、待ちに待った“再演”で、待った甲斐があった“銘演”でした。
ただ「こういう演奏だったっけ?」(←不満というわけではなく)という印象もあり。
スダーン前監督の円熟かもしれませんし、私が過去の記憶を美化している可能性もあります。

前半のハイドンもモーツァルトも、懐かしいスダン前監督の古典…なのですけれど、「あれ?こんなにマイルドだったっけ?もっと尖っていなかったっけ?」という思いがありました。
艶やかで美しい演奏。
もっとも、東響をサントリーホールで聴くと、音響のせいか、“艶やか”という印象になることが多いので、ホール音響も影響しているかもしれません。
推進力はある演奏ですが、先を急ぐ感はなく、しっかりと旋律を歌った上での演奏です。

「田園」も懐かしい再演曲ですが、前回から10年くらいは経っているはずなので細部の記憶はありません。
ありませんが、相当に細かいことをやっていながら全体の調和感をもって鳴らす前監督の真骨頂を満喫しました。
この相当に細かいことをやっていながら全体の調和感…という指揮と演奏の印象ですが、もしかしたらそれは、作曲家自身が楽譜の上でやっているのかも…と思ったりもしました。
…となると、楽譜に忠実だったのかも??

東響の10年前の良き時代に再会した幸せ!

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2018年9月15日 (土)

上岡敏之/新日本フィル(2018/09/15)

2018年9月15日(土)14:00
すみだトリフォニーホール

指揮:上岡敏之
新日本フィルハーモニー交響楽団

(第593回定期演奏会トパーズ<トリフォニー・シリーズ>)
オーボエ:古部賢一

R. シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
R. シュトラウス:オーボエ協奏曲
R. シュトラウス:歌劇「カプリッチョ宇」~六重奏
(アンコール)
R. シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲル の愉快ないたずら」
R. シュトラウス:交響詩「死と変容」

前半と後半で、同じ指揮者、同じオケ、同じ作曲家とは思えないほど印象が異なったのは、私だけでしょうか?

まずは「いきなり、かましてくるか?」と身構えて聴いた「ドン・ファン」。
意外と、しんなりと始まり、エッジをたてないふわっとした音像ながら、NJPのシャープな音色も内包し、分解能は殺した方向の音ながら、団子状態の音でもない…という一筋縄でいかない音。
上岡監督の懐の深さを物語ると言えるかもしれません。

古部さん独奏のオーボエ協奏曲でもオケの音は同方向。
いや、そもそも、日頃鳴っている“NJPの音”の一角を間違いなく担っている古部さんなので、独奏も同方向。
当然オケと同質ながら、埋没することなく、くっきりと浮かび上がるオーボエの音。
本日の上岡さんの(前半の)音作りと同方向の音。
弦楽器奏者を伴って演奏されたアンコールの六重奏も、良い意味での同質性と一体感。

…と、ここまでは、ある意味、格調の高い、均質感と調和の世界。

ところが後半は、一転、おもちゃ箱をひっくり返した感すらある、はちゃめちゃぶり…と言ったら言い過ぎでしょうか?
何が飛び出すかわからない面白さはまさに生演奏の醍醐味。
ただ、個人的好みとしては、「ティル・オイレンシュピーゲル…」はそれでいいとして、「死と変容」、特にラストは、前半の調和感が欲しかった気も少々…。

ともあれ、上岡さんとの新シーズンは、「こういう指揮者だよ」「最近のNJPはこういう傾向だよ」などと言う斜に構えた予測を許さないシーズンになるかもしれません。

なお、私は、個人的には、演奏会に足を運ぶ回数が激減しております。
国内での鑑賞は、新国立「フィデリオ」以来。
本業の仕事が忙しいこともありますが、8月下旬に母が緊急入院し、搬送した数時間後には緊急手術を受けたりと、いろいろございまして…。
そんな中、無理矢理、忙中に閑を組み込もうと、前の週に、鈴木秀美さん指揮の札響を聴きに行く予定で航空券と演奏会チケットは手配済みでした。
しかし、地震で交通も混乱し、演奏会も中止に…。
今にして思えば、お盆休みのシドニー旅行は、夢の中の出来事のようです。

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2018年8月14日 (火)

シドニー・オペラハウス「リゴレット」(2018/08/14)

2018年8月14日(火)19:30
シドニー・オペラハウス
Joan Sutherland Theatre

ヴェルディ:リゴレット

この日は2階バルコニー席。
「制限された視界」と書いてはありましたが、「新国立の3階サイドの席で慣れているし」と思って、買ってみました。
結果は、不満足。
舞台の奥はほとんど見えず、演出が何をやっているのかもほとんどわかりません。

ああ、それなのに、それなのに、おそらく、前日の「アイーダ」よりも素晴らしい上演でした。
安いチケットにしなければ良かった…。

…というわけで、音を中心に楽しまざるを得なかったのですが、オペラを「聴く」楽しみを存分に堪能しました。

指揮のレナート・パルンボさんは、ボローニャ歌劇場来日公演を指揮したと思います。
基本、煽り…なんですけど、オペラの職人指揮者の本領発揮かもしれません。
ピットのオケの小編成ゆえの響きの薄さはいかんともし難いですが、それを表現力で補って余りある、という印象でした。

私はそんなに歌手の名前に詳しくないのでほとんど名前を存じ上げなかったですが、プログラム冊子のプロフィールを見る限り、やはり皆さん、世界を飛び回っていらっしゃるようで、招聘歌手陣で成り立つ公演ということなのでしょう。
もっとも、それは、新国立劇場も同じだと思います。

なお、ジルダ役の美人歌手が、澄んだ瞳で何度も私の席の方を見るのでドキドキしてしまいましたが、もちろん、私を見ていたわけではなく、私の席のすぐ下に備えつけられていた、指揮者を映すモニター画面を見ていたのは言うまでもありません。

それにしても1日でこんなに音が変わるのを目の当たりにすると、やっぱり、指揮者の力は偉大なり。
…となると「アイーダ」は、バッティストーニさんの指揮で聴いてみたかったという思いが復活します。
秋に日本で聴けるにしても。

シドニーでのオペラ鑑賞は2演目をもって終了、翌日の夜の飛行機で帰る予定です。
「新国立の方が総合的には上」と思ったりもしましたが、本当に良い経験をさせていただきました。

Artist Information
Conductor:Renato Palumbo
Director:Elijah Moshinsky
Revival Director:Hugh Halliday
Set & Costume Designer:Michael Yeargan
Lighting Designer:Robert Bryan
Assistant Director:Kate Gaul

Rigoletto:Dalibor Jenis
Duke of Mantua:Atalla Ayan
Gilda:Jessica Nuccio
Monterone:Gennadi Dubinsky
Sparafucile:Taras Berezhansky
Maddalena:Sian Pendry
Marullo:Luke Gabbedy
Borsa:Benjamin Rasheed
Ceprano:Christopher Hillier
Giovanna:Dominica Matthews
Countess Ceprano:Ileana Rinaldi

Opera Australia Chorus
Opera Australia Orchestra

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2018年8月13日 (月)

シドニー・オペラハウス「アイーダ」(2018/8/13)

2018年8月13日(月)19:30
シドニー・オペラハウス
Joan Sutherland Theatre

ヴェルディ:アイーダ

この日は、端(はじ)ですが、1階席前方の席をとりました。
視界的には申し分ないです。

ピットはかなり深いですね。
指揮者を映すモニター画面は、2階バルコニー席のところに、客席からも見えるように取り付けられていました。
この公演、プロジェクションマッピングを使用しているためか、照明装置のファン?のような暗騒音がはっきり聞こえる場面もありました。
翌日の「リゴレット」では、そんなことはありませんでした。

シドニー・オペラハウスの「アイーダ」と言うよりも、オペラ・オーストラリアという団体がシドニー・オペラハウスで上演する「アイーダ」と言うべきかもしれません。
もっとも、オペラ・オーストラリアは、シドニー・オペラハウスの専属団体とのことなので、どちらでもいいのかな?

指揮者はPier Giorgio Morandという方で、劇場型なのか、尻上がりに高揚させて比較的好印象でした。
ちなみにこの方の指揮は8月11日の回に続いて2日目とのことで、その前の8月7日までの回の公演の指揮者はバッティストーニさんだったとのことです。
そちらを聴いてみたかったですが、お盆休みよりも前なので、勤め人としては無理ですね。

主役歌手陣は好演、熱演。
ただ、こうして「アイーダ」を聴いてみると、合唱に関しては、新国立劇場合唱団がいかに優秀かを思い知らされる感もありました。

演出は、プロジェクションマッピングを使ったもので、斬新さを狙った舞台…と言いたいところですが、日本で上演される演奏会形式の上演の背景スクリーンと大差ないような印象も少々。
凱旋の場の冒頭が、馬に乗った兵士が「勝ったぞ」という感じで駆けてくる場面を延々と映していて、ちょっと、げんなりしました。

演目が演目だし、主役歌手陣は公演だったので、全般的には楽しみましたが、ちょっと辛口の感想を言ってみたくなる場面も多々あった公演でした。

Creative Team
Conductor:Pier Giorgio Morandi (from Aug 11)
Director & Choreographer:Davide Livermore
Set Designer:Gio Forma
Costume Designer:Gianluca Falaschi
Lighting Designer:John Rayment
Video Designer:D-Wok
Assistant Director:Matthew Barclay

Artist Information
Aida:Natalie Aroyan from Aug 11
Amneris:Milijana Nikolic
Radames:Riccardo Massi
Amonasro:Michael Honeyman
Ramfis:Roberto Scandiuzzi
High Priestess:Jane Ede

Opera Australia Chorus
Opera Australia Orchestra

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2018年8月12日 (日)

シドニー・オペラハウス「Great Opera Hits」(2018/08/12)

2018年8月12日(日)17:00
シドニー・オペラハウス
Joan Sutherland Theatre


Great Opera Hits

コンサートホールでのオーストラリア室内管弦楽団のコンサートの後、隣のオペラ劇場にハシゴ。
ピアノ伴奏で、オペラアリア集。

正直言って、夜行便で到着した日の午後に、コンサートをひとつ聴いた後なので、かなりの疲労感。
パスしてホテルに帰ろうかとすら思いましたが、頑張って劇場に入ってみました。

このオペラハウス、客席数は1500席くらいで、入ってみると意外に小さく感じました。
新国立劇場よりもかなり小さい印象です。
日生劇場の空間に近い体感かもしれません。

このコンサート、歌手はみなエンターテイナーで、楽しかったですが、やはり、オペラの本公演で主役クラスを歌う方とは、少し格が違うのかな?という思いもありました。
その予想は、翌日の「アイーダ」、翌々日の「リゴレット」で、確信に変わりました。

まあ、楽しかったので結果オーライ。
でも、私の疲れはピークに来ていて、終演したときは「あ、これでホテルへ帰って眠れる」とホッとしました。

Director:Johanna Puglisi
Host/Pianist:Guy Noble
Soprano:Lorina Gore
Mezzo soprano:Ruth Strutt
Tenor:Simon Kim
Baritone:Andrew Jones

Highlights include:
Bizet, The Toreador Song from Carmen
Bizet, 'Au fond du temple saint' from The Pearlfishers
Mozart, ‘Non piu andrai’ from The Marriage of Figaro
Puccini, 'E lucevan le stelle' from Tosca
Puccini, 'Nessun dorma' from Turandot
Verdi, 'Sempre libera' from La Traviata

Presented by Opera Australia

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