コンサート/オペラ2019

2019年12月31日 (火)

2019年を振り返って

2019年の鑑賞回数は、国内オーケストラ33回、海外オーケストラ8回、海外オペラ2回の計43回となりました。


【国内オーケストラ編】(50音順)

■NHK交響楽団(6回)
 指揮:トゥガン・ソヒエフ(2019/01/27
 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ(2019/02/11
 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ(2019/06/09
 指揮:トゥガン・ソヒエフ(2019/10/19
 指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット(2019/11/17
 指揮:鈴木優人(2019/12/01

■京都市交響楽団
 指揮:ユベール・スダーン(2019/12/27

■札幌交響楽団
 指揮:鈴木秀美(2019/09/07

■新日本フィルハーモニー交響楽団(13回)
 指揮:上岡敏之(2019/01/19
 指揮:マルク・アルブレヒト(2019/02/02
 指揮:ソフィ・イェアンニン(2019/02/16
 指揮:上岡敏之(2019/03/31
 指揮:フィリップ・ヘレヴェッヘ(2019/06/01
 指揮:ベアトリーチェ・ヴェネツィ(2019/07/13
 指揮:上岡敏之(2019/07/20
 指揮:下野竜也(2019/08/04
 指揮:ポール・マクリーシュ(2019/09/21
 指揮:ミシェル・プラッソン(2019/09/28
 指揮:ニコライ・シェプス=ズナイダー(2019/11/09
 指揮:キンボー・イシイ(2019/11/23
 指揮:デイヴィッド・ロバートソン(2019/12/08

■東京交響楽団(10回)
 指揮:ジョナサン・ノット(2019/05/18
 指揮:ジョナサン・ノット(2019/05/25
 指揮:ユベール・スダーン(2019/06/15
 指揮:ジョナサン・ノット(2019/07/20
 指揮:ジョナサン・ノット(2019/07/27
 指揮:リオネル・ブランギエ(2019/09/21
 指揮:ジョナサン・ノット(2019/11/16
 指揮:ジョナサン・ノット(2019/11/24
 指揮:ジョナサン・ノット(2019/12/28
 指揮:ジョナサン・ノット(2019/12/29

■東京フィルハーモニー交響楽団
 指揮:ダン・エッティンガー(2019/08/11

■読売日本交響楽団(日付順)
 指揮:セバスティアン・ヴァイグレ(2019/05/26


【海外オーケストラ編】(50音順)

■ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:クリスティアン・ティーレマン(2019/10/06

■シンガポール交響楽団
 指揮:ジェシカ・コティス(2019/08/15

■ソウル・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:オスモ・ヴァンスカ(2018/02/15
 指揮:マンフレート・ホーネック(2019/09/06

■バイエルン放送交響楽団
 指揮:ダニエレ・ガッティ(2019/10/04

■香港フィルハーモニー管弦楽団(3回)
 指揮:オスモ・ヴァンスカ(2019/06/28
 指揮:オスモ・ヴァンスカ(2019/06/29


■ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:トーマス・ヘンゲルブロック(2019/10/03


【オペラ編】(50音順)

■ウィーン国立歌劇場
 「ナクソス島のアリアドネ」(R.シュトラウス)
  指揮:ミヒャエル・ボーダー(2019/10/06

■バイエルン国立歌劇場
 「サロメ」(R. シュトラウス)
  指揮:キリル・ペトレンコ(2019/10/05


【聴いた回数ランキング・指揮者編】(2回以上)

■ジョナサン・ノット(8回)
 東京交響楽団(2019/05/18
 東京交響楽団(2019/05/25
 東京交響楽団(2019/07/20
 東京交響楽団(2019/07/27
 東京交響楽団(2019/11/16
 東京交響楽団(2019/11/24
 東京交響楽団(2019/12/28
 東京交響楽団(2019/12/29

■オスモ・ヴァンスカ(3回)
 ソウル・フィルハーモニー管弦楽団(2018/02/15
 香港フィルハーモニー管弦楽団(2019/06/28
 香港フィルハーモニー管弦楽団(2019/06/29

■上岡敏之(3回)
 新日本フィルハーモニー交響楽団(2019/01/19
 新日本フィルハーモニー交響楽団(2019/03/31
 新日本フィルハーモニー交響楽団(2019/07/20

■ユベール・スダーン(2回)
 東京交響楽団(2019/06/15
 京都市交響楽団(2019/12/27

■トゥガン・ソヒエフ(2回)
 NHK交響楽団(2019/01/27
 NHK交響楽団(2019/10/19

■パーヴォ・ヤルヴィ(2回)
 NHK交響楽団(2019/02/11
 NHK交響楽団(2019/06/09

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2019年12月29日 (日)

ノット/東響(2019/12/29)

2019年12月29日(日)14:00
サントリーホール

指揮:ジョナサン・ノット
東京交響楽団
(「第九」2019)
ソプラノ:ルイーズ・オルダー
メゾソプラノ:ステファニー・イラーニ
テノール:サイモン・オニール
バスバリトン:シェン・ヤン
合唱:東響コーラス

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」
蛍の光(アンコール)

不謹慎ながら前日、1日目の演奏を聴いていて、「あ、待って、巻き戻して(←死語?)もう一度見たい!」と、何度も思いました。
そういういう場面を追体験できたような、「いや、確か、昨日はこうはやらなかったよね」という場面も多々あったような。

でも、そんな分析的な聴き方をしている余裕などございません。
2回目の鑑賞なので余裕を持って味わったかというと、そんなことはなく、ノット監督が繰り出す刺激的な音楽を受け止めるのがやっと。

「希有の体験!」と感じる体験を2日連続で体験することは希有でございまする。
前日も聴いたばかりなのに「こんな演奏、聴いたことがない!」と思ったりして。

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2019年12月28日 (土)

ノット/東響(2019/12/28)

2019年12月28日(土)18:30
サントリーホール

指揮:ジョナサン・ノット
東京交響楽団
(「第九」2019)
ソプラノ:ルイーズ・オルダー
メゾソプラノ:ステファニー・イラーニ
テノール:サイモン・オニール
バスバリトン:シェン・ヤン
合唱:東響コーラス

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」
蛍の光(アンコール)

想定外!!

ノット監督による鮮烈な演奏は、想定外を想定していたので想定内として、まさか、ノット監督がアンコールに、秋山さんの「第九と四季」時代からの「蛍の光」を指揮するとは!!
てっきり、もう秋山さんの時代の「第九と四季」は捨て去り、新しい時代の東響の第九が始まると思っていただけに、アンコールで「蛍の光」が始まった時は本当に驚きました。
アンコールを演奏する気配はあったのですが、「ノット監督は何をやるのかな?」と。
東響の年末の伝統は引き継がれました。
私は、例年でも幻想的な光景に目がうるうるするのに、今年はさらに感激して目がうるうるしてしまい、鼻水が出て困りました。

秋山さんの時代の東響の「第九と四季」のアンコールの「蛍の光」が、いつから始まったのか存じ上げませんし、毎年欠かさず聴いてきたわけでもございませんが、私の鑑賞記録の一番古いものでは、1985年に簡易保険ホールで、というのがあります。
光景は今でも覚えています。
ペンライトの演出もやっていました。

…と、本編ではない方を長々とコメントしてしまいましたが、「第九」の演奏は、ノット監督、めちゃくちゃキュー出しまくり、オケは身体を揺らしての渾身の力演で、見ている限りは粗雑な音が混じった爆演になってもおかしくないのに、出てくる音は気品のある上質感の、ある意味、ふわっとした音。
このコンビ、また階段を1段上がったのでは?と思いました。

声楽陣も、サイモン・オニールさんクラスの歌手を招いて万全の布陣。
独唱歌手陣の位置は指揮者の前。
私はP席での鑑賞でしたが、それでも、4声がくっきりと分離した音場になり、さすが。
アンコールの「蛍の光」では独唱歌手陣はステージ下手での歌唱。
アンコールの「蛍の光」でP席の方を向いて歌ってくれた清水香澄さんの伝統は残念ながら引き継がれませんでしたが、さすがにそれは無理でしょうね。
清水香澄さんの思い出として、心の中にとっておくことにいたします。

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2019年12月27日 (金)

スダーン/京響(2019/12/27)

2019年12月27日(金)19:00
京都コンサートホール

指揮:ユベール・スダーン
京都市交響楽団
(特別演奏会「第九コンサート」)
ソプラノ:吉田珠代
アルト:八木寿子
テノール:清水徹太郎
バリトン:近藤圭
京響コーラス

メンデルスゾーン:序曲「静かな海と楽しい航海」
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」

懐かしい…と言いたいところですが、すでに前回鑑賞の記憶も薄れている、スダーン東響前監督の「第九」。
東響音楽監督就任披露の定期演奏会での「第九」は2004年9月でした。
「もう一回、体験したい!」と思い、京都まで聴きに行きました。

スリムな響きにスピード感、そして乾いた音のティンパニぶっ叩きの連射。
想定通り、いや想定以上の快感、ツボを刺激されっぱなし。
奇をてらったひねりなどないのに、聴き慣れた旋律が、くっきりと浮かび上がります。
「聴き慣れた旋律がいつもと違って聞こえる」ではなく、「聴き慣れた旋律が、一層の魅惑を伴って際立ってくる」なのです。
もちろん、前回の私の鑑賞の時から15年を経て、スダーンさんが進化、そして深化していたことでしょう。

なお、メンデルスゾーンの序曲と第九の間は、休憩はありませんでしたが、当然、拍手はありました。
合唱はメンデルスゾーンの序曲の前、コンサート冒頭から着席していましたが。
序曲を置いたのは、慣らし運転と遅れてきたお客さん対策ですかね?
最初のうちは、ごく部分的に、オケの一部に、「一瞬のためらいで、音を置きに行った」ような音も散見されましたが、尻上がりに安定して最後は堂々立派な演奏に。
露払いの役目を果たした演奏でした。
聴衆側の私も、「第九」を聴く前の耳の「慣らし運転」してもらっていたことに後で気がつきました。
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なお、この日は少し早めに京都に向かい、東本願寺だけ、お参りをしました。
阿弥陀堂を出たところで、ちょうど、虹が見えました。
お寺は16時頃には閉まってしまい、19:00開演まで、時間を持て余してしまいました。
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2019年12月 7日 (土)

ロバートソン/新日本フィル(2019/12/8)

2019年12月7日(土)14:00
すみだトリフォニーホール

指揮:デイヴィッド・ロバートソン
新日本フィルハーモニー交響楽団
(第614回定期演奏会トパーズ<トリフォニー・シリーズ>)
オルガン:水野均

ストラヴィンスキー:室内オーケストラのための協奏曲「ダンバートン・オークス」
ヘンデル:合奏協奏曲HWV 319
ヘンデル:オルガン協奏曲第1番HWV 289
コレッリ:合奏協奏曲「クリスマス協奏曲」
ストラヴィンスキー:組曲「プルチネッラ」

「まさに今ここで音楽が生まれたような」というのは月並みな表現ですが、まさにそんな印象で貫かれた演奏会。
単に「楽譜を音に変換してみました」だけではない、“音”の“楽”しさに満ちた演奏です。
特に最後の「プルチネッラ」は、“気合いの入った遊び心”の演奏で素晴らしかったと思います。
水を得た魚のようなNJPの音。
NJPに合ったサウンドを引き出す指揮者かもしれません。

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2019年12月 1日 (日)

鈴木優人/N響(2019/12/01)

2019年12月1日(日)15:00
NHKホール

指揮:鈴木優人
NHK交響楽団
(第1927回定期公演Aプログラム)
チェロ:二コラ・アルトシュテット

メシアン:忘れられたささげもの
ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「ソロモン」
バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番~第4曲「サラバンド」(アンコール)
コレッリ:合奏協奏曲第8番「クリスマス協奏曲」
メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」

後半のコレッリとメンデルスゾーン。
透明感のある音色に適度な重量感と適度な歯切れの良さ。
あんまり尖ってはいなくて、ピリオドかモダンかという対立軸はもう過去のものになったのだと実感します。
これが唯一の正解ではないと思いますが、正解の一つであることは事実。
心を洗われるような演奏です。
ブラボーを叫ぶような興奮ではなく(会場はブラボーが飛んでいましたが)、味わいたいような逸品でした。

前半は、お昼ごはんを食べ過ぎたせいか、眠くなってしまい、時々カックンとなってしまった状態なので、感想は省略。
すみません。

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2019年11月24日 (日)

ノット/東響(2019/11/24)

2019年11月24日(日)11:00
ミューザ川崎シンフォニーホール

指揮:ジョナサン・ノット
東京交響楽団
(モーツァルト・マチネ第38回)
オーボエ:荒 絵理子

R. シュトラウス:オーボエ協奏曲
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」

「休日の午前に優雅なひと時」などではない、アグレッシブな演奏の「ジュピター」。
繰り返しのたびにヒートアップし、畳み掛ける。
繰り返しは、単なる「もう一度演奏」ではありません。
指揮台上で大暴れのノット監督の動作が音に変換され、炸裂する様を眼前で、見て、聴いて、体験できて、幸せと興奮でした。

ノット監督、かつてはベートーヴェンの「英雄」交響曲でソロカーテンコールになって驚きましたが、今になってみれば、あれはソロカーテンコールになって当然。その後、ベートーヴェンの1番の交響曲ですらソロカーテンコール。
当然、…と言うべきか、モーツァルトの最後の交響曲を、大交響曲のように、そしてスリリングに演奏して、やっぱ、ソロカーテンコール。

後半が凄かったので終演時点で前半の印象がマスクされてしまいましたが、前半の協奏曲も至福のひとときでした。
こちらは、「休日の午前に優雅なひと時」だったですかね。

荒さんのソロは、以前は「ああ、この人が、東響の音を作っていたんだ」という感動でしたが、この日は「東響の音の一部」から頭ひとつ抜け出た美音、そして旋律美。
R. シュトラウスの、ウィーンの世紀末の爛熟した優雅さと寂しさがこの協奏曲から漂ってきます。
もちろん、ノット監督の指揮するオケも隙無し。
こちらは、味わった、浸りきったという聴感上の体感でした。
本当に凝縮した高品位の70分ショート・プログラムでした。

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2019年11月23日 (土)

キンボー・イシイ/新日本フィル(2019/11/23)

2019年11月23日(土)14:00
すみだトリフォニーホール

指揮:キンボー・イシイ
新日本フィルハーモニー交響楽団
(第27回ルビー<アフタヌーン コンサート・シリーズ>)
チェロ:山崎伸子

シューベルト:交響曲第1番
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲
カタロニア民謡(カザルス編):鳥の歌(アンコール)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

この日の首都圏は、ブロムシュテットさん、ノットさん、インバルさんなどが他ホールで指揮をしていて、トリフォニーホールは、さながら裏番組(失礼!)。
しかし、なかなか心地良い演奏でした。

歯切れの良い強めの音のシューベルト。
今の時代、ピリオドか、モダンか、と言う分類は、もう過去のものかもしれません。
20世紀の伝統的なシューベルトではなく、でも、一世を風靡したピリオドの刺激的要素はフィードバックされ、取り入れられている。

続く変奏曲は、粗雑な音が皆無の山崎さんのチェロの音。
決してスケールが小さいわけではなく、むしろ大きい方ですが、それが「豪快」という印象につながらないのが山崎さんの音の良いところ。
まだ山崎さんが若手だったころの特質が、ベテランの域に来てパワーアップしても失われていないのは嬉しい限りです。

そして、後半は「運命」。
「普通に良い」演奏です。
後半追い込み型と言うべきか、第4楽章はかなり引き込まれました。
ただ、贅沢かもしれませんが、「普通に良い」の域を出ていない感じもしました。
かつて、このオケでも、メッツマッハーさんの指揮による強烈な演奏を聴いたことがあります。
その他、他の在京オケでも、たとえばノットさんの強烈な指揮での演奏も経験しています…。
贅沢だとは思いますが、今の首都圏の在京オケ群雄割拠の中で…手放しで絶賛はできなくて申しわけございません。。
悪い演奏では、決してありませんが…。

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ロビーコンサート

フルート:荒川洋
ヴァイオリン:ビルマン聡平
ヴィオラ:篠崎友美
チェロ:長谷川彰子

ロッシーニ」フルートし重奏曲第1番~第1、第3楽章

緊密なアンサンブルでの、美しく、楽しく、軽やかな演奏でしたが、演奏前のトークで、荒川さんが年内で退団されると伺って、なんとも言えない気分で聴きました。
演奏が素晴らしかっただけに…。

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2019年11月17日 (日)

ブロムシュテット/N響(2019/11/17)

2019年11月17日(日)15:00
NHKホール

指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
NHK交響楽団
(第1925回定期公演Aプログラム)
ピアノ:マルティン・ステュルフェルト

ステンハンマル:ピアノ協奏曲第2番
ブラームス:幻想曲集作品116第4曲「間奏曲」(アンコール)
ブラームス:交響曲第3番

枯淡の境地の至芸にかつてのブロムシュテットさんとは違う側面を感じつつ、極少ないここぞという盛り上げどころでは、全く枯れていないブロムシュテットさん流の煽りも出て、いまだに進化、そして深化する音楽に目がうるうる。
稀有の体験でした。

一曲目の協奏曲は、音源での予習もせずに会場に足を運んだので、どうのこうのと論評する資格は私にはございませんが、…。
プログラム冊子には、ブラームスの影響とんもことですが、亜流や二番煎じという印象はなく、それなりの完成された世界の曲のように感じます。
ステュルフェルトさんの、強く叩いても濁らないクリアなピアノの音も心地良かったです。
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2019年11月16日 (土)

ノット/東響(2019/11/16)

2019年11月16日(土)18:00
サントリーホール

指揮:ジョナサン・ノット
東京交響楽団
(第675回 定期演奏会)

ベルク:管弦楽のための3つの小品
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」

例によって2曲続けて演奏するのかな?と思っていたら、休憩がありました。
でも、なんとなく、通じるものがあって、ノット監督が並べた意図も感じました。

ベルクの曲は、どこが「小品」なんだ?と言いたくなる巨大編成で複雑怪奇。
それノット監督が束ねると、複雑性を内包しながらも調和する。
音響ではなく音楽として鳴らし演奏は、理解したなどとは言えませんが、感じることは出来たと思います。

休憩後のマーラーは、「一本筋が通った」と言うよりは「どの音を聞けばいいの?」という分散系、拡散系。
おもちゃ箱をひっくり返してたような音の羅列はこの曲の本質かもしれませんが、私は聴き手として、ちょっと意識を集中できなかった感もありました。
あと、「明日のミューザ川崎での演奏は、もっと良くなるかも??」という思いも多少ありました。

会場は沸きに沸き、終演後はノット監督のソロカーテンコールでした。
確かに、あちこち、ひねりや煽りがあって、余計なことを考えなければ、興奮させられる演奏だったと思います。201911161
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