旅行2019

2019年10月 8日 (火)

ミュンヘンとウィーンの旅(2019/10/02~08)

勤続○十年でいただけるリフレッシュ休暇を取得してのミュンヘンとウィーンの旅、下記の旅程でした。

10/2(水)

羽田12:30→17:20ミュンヘン

10/3(木)

ミュンヘン2日目

19:00 ヘンゲルブロック/ミュンヘン・フィル@ガスタイク

10/4(金)

ミュンヘン3日目

20:00 ガッティ/バイエルン放送響@ヘラクレスザール

10/5(土)

ミュンヘン4日目

20:00 キリル・ペトレンコ/バイエルン国立歌劇場「サロメ」

10/6(日)

ミュンヘン8:15→9:20ウィーン

11:00 ティーレマン/ウィーン・フィル@コンツェルトハウス

ウィーン1日目

19:00 ボーダー/ウィーン国立歌劇場「ナクソス島のアリアドネ」

10/7(月)

ウィーン12:35→10/8(火)6:35羽田

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ウィーン→羽田(2019/10/6)

ホテルの朝食会場には、ザッハー・トルテみたいなケーキがありました。
前日は、シュニッツェルでお腹いっぱいで、ケーキは食べられなかったので、これは嬉しかったです。

ミュンヘンで泊まったホテルとは違って、部屋に冷蔵庫も湯沸かしポットもあり、シャンプーも歯ブラシもありました。
まあ、ここ、メルキュールは4つ星、イビスは2つ星ですけど。

朝9時頃にホテルをチェックアウト。
地下鉄でウィーン・ミッテ駅へ向かい、そこからCAT(シテイ・エアポート・トレイン)で空港へ向かいました。
CATは運賃が高いとネット上では評判が良くないですが、わかりやすく、速いので、乗車しました。

当初は、ウィーン到着時も、CATを使うことを検討しました。
ウィーン・ミッテ駅のコインロッカーも、事前にずいぶんネット検索しました。
皆様が提供してくださるネット上の情報は大変ありがたいです。
ただし、当然、全てを網羅しているわけではありません。
事前のネット検索ではわかりませんでしたが、CATの切符売り場にもコインロッカーはありました。
結局、タクシーでコンツェルトハウスに直行し、クロークに預けましたので、もうどうでも良いことですが…。
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CATで所要時間16分で空港に到着し、チェックインカウンターで荷物を預けました。
オーストリア航空のラウンジは出国審査直後の場所にあり、さほど広くありませんでした。
私が入室した時間は空席がありましたが、私が搭乗口に向かう頃には、ほとんど満席になっていました。
帰路はポイントでのビジネスクラスへのアップグレードに成功したので、ラウンジではほとんど食べないつもりでしたが、ついつい、ちょっとだけ食べてしまいました。
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ANAに搭乗すると、もう機内は日本今回の気分。
やはりホッとします。
帰りの機内で食べた食事が、この旅行中でいちばんおいしく感じたりもしました。
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座席がフルフラットになるのはやっぱり楽。
たぶん、3~4時間くらいしか寝ていないと思いますが、羽田空港への到着時刻は朝6時台なので、眠れて良かったです。

今回の旅も、想定通り、時差ボケには悩まされました。
時差ボケについて私のような低頻度渡航者が語るのもおこがましいですが、2018年10月、2019年2月の、2回のドイツ出張がなんとかなったのは、この時期(夏時間)だと、ドイツの17時が日本の24時、つまり仕事中は夜ふかしみたいなものだったからかもしれません。

これが夜の演奏会やオペラになると、開演時刻の20:00が日本の午前3時で、キツさがそれなりに違います。
さらには、ホテルに戻って、23時とか午前0時に横になって眠ろうとすると、それは日本時間の午前6時か7時で、体内時計は「これから起きて働く」モードになっています。
私は医師に睡眠導入剤を処方してもらってきたので寝られましたが、到着日に飲まなかったら、疲れているのにあまり寝られませんでした。

いまにして思えば、出張で来た時は、夕食が終わったら20時とか21時(日本時間の午前3時か4時)にサッサと寝てしまい、午前3時(日本時間の午前10時)くらいに目を覚ます、というパターンで、短めだけど睡眠時間を確保して乗り切ったのでした。

今回、睡眠導入剤を服用した日は、午前0時から午前6時くらい睡眠を確保して、まずまず快調でした。
失敗したのはウィーンへ旅立つために朝5時にホテルをチェックアウトした日。
寝過ごしが心配で睡眠導入剤飲まなかったら一睡も出来ませんでした。
それでも体内時計は頑固で、11時(日本時間18時)開演のウィーンフィルは無問題。
しかし、さすがにその夜、19時(日本時間午前2時)開演のウィーン国立歌劇場は、何度も、カックンとなりながらの鑑賞になってしまいました。
世間の皆様は、時差なんてものともしない方が多いのかもしれませんが、私はひ弱なので、このていたらくでございました。

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2019年10月 6日 (日)

ウィーン国立歌劇場「ナクソス島のアリアドネ」(2019/10/06)

2019年10月6日(日)19:00
ウィーン国立歌劇場

R.シュトラウス:ナクソス島のアリアドネ

指揮:ミヒャエル・ボーダー
演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ

時差ぼけによる強烈な眠気で、特に休憩後の「オペラ」(いわゆる第2幕)では、何度もカックンとなりながらの鑑賞。
よって、偉そうに感想を述べますが、半分も認識できなかったと思われます。
それでも、なんとも素晴らしい上演だったものと、サンプリング結果(←目が覚めていた時間とも言う)から、確率論的に推定されます。

まずは、「プロローグ」(いわゆる第1幕)。
既に眠気との戦いの鑑賞ではありましたが、一応、寝落ちせず、起きていました。
小編成のピットのオケの音の何と美しいことか!!!!!
歌手よりもそちらに気が行ってしまい、申し訳ないくらいです。

このオペラ、私、あまり好きでなかったんですよね。
この大作曲家が、なぜ、こんな軽くて脈絡のない作品を書いたんだろう?
なんで、こんなに上演されるんだろう?
…と不遜にも思っていました。
この日、この演目を鑑賞したのも、たまたま、旅行のスケジュールのため。
どうしても鑑賞したくて足を運んだわけではございません。
「昼間に、ティーレマン/ウィーンフィルの演奏会があったから」なんて、申しわけございません。

それが…。

それが…。

こんな美しい音を聴かされて、私が100%間違っていたことを思い知らされました。
こんな美しい作品だったんだ!!
美しい。
本当に、美しい。
室内楽を少し大きくした程度のピットが奏でる音の、つるつるすべるように艶やかな音に、魅惑されないわけにはまいりません。

もちろん、歌手の皆さんにも何の不満もございません。

幸せな気分の休憩時間。
しかし眠い…。

後半は、半分くらいしか観ていなかったと思います。
何度もカックンとなり、ふと目を覚ますと、ツェルビネッタのアリアは半分以上終わっていた…という感じで…。
「高音でもキンキンしない声は好感でした」などと偉そうに感想を述べる資格はございませんが…。

最後の声のアンサンブルとしての結実度、一体感も素晴らしい。
小編成のオケというのはハンディではなく、フルに鳴らしても声との対等のバランスになるように計算されつくして作曲され、計算されつくして指揮され、計算されつくして演奏されたのでしょうか。

学芸会?を天下のウィーン国立歌劇場が上演するとどういう音に鳴るのかを見せつけられた上演でした。
もちろん、学芸会と言っても、天下の大作曲家が緻密に書いたものですけれども。

朗々たる声のステファン・グールドへのブラボーはここでも熱いです。
もちろん、他の歌手も不満なし。

これ、レパートリー上演ですよね。
レパートリー上演で、こんな舞台を日常的に上演しているんですね、ウィーン国立歌劇場は。

体調を整えて、もう1回観たい!!!!!

ウィーンに1泊ではなく、3泊にすれば、翌日に「ラ・ボエーム」、翌々日にもう一度「アリアドネ」を観ることができた。
でも、明日には帰国予定。

ウィーン国立歌劇場のレパートリー上演を甘く見ていたことを深く後悔いたしました。
「ミュンヘン訪問のついでにウィーンにもちょっと寄ってから帰る」という旅程を組んだことも、深く反省いたしました。

補足(蛇足)1:
なお、入場前のロビーで簡素なプログラムを売っている方がいらっしゃいましたが、中でも買えるだろうと思って買わずに入場したところ、それらしき人は居ない。
厚めのカラーのブログラムを売っている方が居たので「シーズンプログラムですか?」ときくと、「今夜のプログラムだ」とのこと。
結局、それを買いました。
記念にするのであれば、そちらの方が良かったので、結果オーライです。
新国立劇場で言えば、入口で無料でもらえる配役表と、有料で購入するプログラム冊子の違いみたいなものだったかもしれません。

補足(蛇足)2:
ウィーン国立歌劇場は、日本語の字幕も選べるようになっていました。
確か、2017年くらいからだったと思います。
しかし、この日、私は、通路のすぐ後ろの席に座ったので、本来画面が取り付けられている前の座席の背もたれがありません。
端末を座席下から取り出して膝の上に置いて字幕を見ることになりました。
飛行機の最前列や非常口座席が嫌いな人間なのに、不覚でした。
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CONDUCTOR: Michael Boder
DIRECTOR: Sven-Eric Bechtolf
SET DESIGN: Rolf Glittenberg
COSTUMES: Marianne Glittenberg
LIGHTING: Jurgen Hoffmann
 
Der Haushofmeister: Hans Peter Kammerer
Ein Musiklehrer: Jochen Schmeckenbecher
Der Komponist: Kate Lindsey
Der Tenor (Bacchus): Stephen Gould
Ein Tanzmeister: Thomas Ebenstein
Zerbinetta: Hila Fahima
Die Primadonna (Ariadne): Adrianne Pieczonka

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ウィーン1日目(2019/10/06)

ウィーン・フィル終演後、ホテルに向かいました。
コンツェルトハウスから歩いて15分くらいの距離ですが、地下鉄に1区間だけ乗りました。
ホテルに着いたのは13:10頃。
チェックイン時刻は14:00からなので、アーリーチェックインは可能かきいてみました。
会費を払って、アコー系列のホテルの会員になっており、一応、ゴールド会員待遇なのです。
ハウスキーピングに電話して確認してくれて、「30分くらい待ってくれれば部屋に入れます」とのこと。
ウエルカムドリンクのクーポンをくれたので、それで紅茶を飲んで、ロビーで待ちました。
結局、アーリーチェックインというほどでもない20分前くらいに部屋には入りましたが、他の、後からフロントに来た方は「チェックイン時刻は14:00です」と冷たく通告されていたので、多少は会員の効用はあった模様です。

ホテルはこじんまりとしてアットホームな雰囲気。
部屋も落ち着く作りで、非常に居心地の良いホテルでした。
国立歌劇場にも歩いて10分くらいで利便性が良いです。
次回、ウィーンに来ることがあれば、また泊まりたいと思いました。
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ただし、中心部は日曜日はスーパーマーケットの大半が営業していません。
1駅離れたところのスーパーは、そこにお客さんが集中したのか、レジ待ちの列がかなり長かったです。
12年前に宿泊したウィーン西駅の近くのホテルでは、駅のスーパーマーケットをコンビニ代わりに利用できたので、そういう面、特に日曜日の買い物を重視するなら、ウィーン西駅付近とかの方が良いかもしれません。

ホテルで少し休んだ後、例によって、遅めの夕食、早めの夕食を食べに行きました。
お腹の調子が悪かったのも治ったようなのと、朝、ルフトハンザのラウンジで軽く食べただけでお腹がすいていたので、12年前にも行ったお店で、シュニッツェルを完食しました。
ガイドブックにも載っていて、観光客がよく行く店だと思いますが、ウィーンは、ミュンヘンよりも観光客(東洋人?)に優しい感があります。
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その後、インペリアル・トルテを買いに、ホテル・インペリアルへ行きました。
格式の高いホテルなので、入るのにちょっと躊躇します。
入口でドアマンに「こちらでお土産用にインペリアル・トルテを買えますか?」ときいて、「ここを入って、あそこを左に曲がるとカフェの入口なので、あそこで買える」と教えてもらいました。
買えることはわかっていましたが、怪しまれずに?入れましたし、ロビーでうろうろせずに済んで、きいて良かったです。
カフェで賞味(消費)期限をきくと、「11月末まで」とのこと。
常温でOKかきくと「冷蔵で」とのこと。
「日本に持って帰りたい」と言うと、「日本に帰ってから冷蔵庫に入れればOK」とのことで、無事、お土産として買うことができました。
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これで、ウィーンでのハードルの高い(大げさ?)ミッションは達成。
後は、夜のオペラ鑑賞を残すのみ。
ホテルに帰って少し休んだ後、歩いて国立歌劇場へ向かいました。

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ティーレマン/ウィーン・フィル(2019/10/6)

2019年10月6日(日)11:00
ウィーン・コンツェルトハウス

指揮:クリスティアン・ティーレマン
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ブルックナー:交響曲第8番

「ウィーンでの普段着の演奏はこんな感じなのね」と思って聴いていたら、いつの間にか神殿が建ってしまった…というような壮大なる演奏でした。

私ウィーンでウィーン・フィルを聴くのは初めてです(ピットでの国立歌劇場管弦楽団を除く)。
日本でそんなにウィーン・フィルを聴いているわけではありませんが、例えばサントリーホールの舞台に現われる団員の皆さん、そしてティーレマンさんの表情は、この日の舞台上と違って、多少気負った表情のように感じられます。
この日、ステージ上に出てきたコンサートマスターのホーネックさんを始め、楽団員の皆様の穏やかな表情は、気負いのないリラックスした表情に見えました。
ティーレマンさんの表情も然り。

そして、気負い無く始まったブルックナー。
力みの無い音で、淡々と進みます。
そう、淡々と進んでいると思ったのです、最初は。

このコンビの演奏が淡々と進んだって、極上の音なのです。
包み込まれるような幸福感。
そして、実は、、淡々と進んではいなかったのです。
第3楽章で、これでもかっと言わんばかりに鳴らし、圧倒され、気がつきました。

アクセルを踏み込んでフルに鳴らしても飽和しない、まだまだパワーはある、でも、十分に鳴っている。
続く第4楽章も圧倒されっぱなし。
最初、味わうように聴いていた自分は、包み込まれ、圧倒され、(興奮というのとはちょっと違う気分ですが)すっかり感動しておりました。

最後の音が鳴り、残響が消えても、ティーレマンさんは最後の一振りの姿勢のまま、動かず、会場も拍手せずに静寂。
体感では、10秒以上続いたように感じました。

ティーレマンさんが身体の力を抜く前に誰かが拍手を始めてしまったのは残念でしたが、まあ、フライングの拍手と言うほど惨くはなかったかな。

ウィーンでの普段着の演奏、恐るべし。
いつも、こんな演奏が日常的に行われているのですね。

12年ぶり2回目のコンツェルトハウス、時差ぼけ、寝不足で臨んだ演奏会ですが、ウィーンの11:00は日本時間の18:00だったせいか、寝落ちすることなく、眠くなることもなく、鑑賞できました。
めでたし、めでたし。
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ミュンヘン→ウィーン(2019/10/06)

今回の旅で、スケジュール上、最大の難関は、ミュンヘンからウィーンへの移動です。

ホテルを朝5:00にチェックアウトするため、寝過ごしを心配して睡眠導入剤(医師から処方してもらって持参したものです)を飲まなかったら、一睡もできませんでした。

しかも、お腹の調子がいまひとつ。
夜中に何度かトイレに行って、このまま悪化して発熱でもしたら、飛行機に乗せてもらえなくなる、ウィーンへ行けないどころか、日本にも帰れなくなると心配しました。
幸い、朝4時台にはお腹は落ち着いた感じでしたが、一応、持ってきていた市販薬を、チェックアウト直前に服用しました(その後、大丈夫でした)。

予定通りの時刻にチェックアウトしてとしました。
ミュンヘン中央駅の前から、始発、5:15発の空港行きのバス(ルフトハンザ・エクスプレス・シャトル)に乗車しました。
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来るときとは違って、高速道路を通って、ほぼ定刻の45分で、6:00頃に空港に到着。
チェックインカウンターで荷物を預け、手荷物検査を通過。
オーストリアはシェンゲン域内なので、出国審査はありません。
フライトはオーストリア航空で8:15発。
出発ゲートはサテライトの方なので、シャトルに乗って移動。
サテライトにもルフトハンザのラウンジがありました。
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飛行機は「軽食が出る」と書いてあったので、ラウンジではあまり食べませんでしたが、搭乗してみたら菓子パン1個だけだったので、もう少し食べておけば良かったです。

ラウンジに入ってから搭乗まで、結構、時間がありましたが、空港に来るまで渋滞もなく、チェックインカウンターも並んでいなくて、手荷物検査も並んでいなかったからで、ギリギリに来て大丈夫だったかどうかはわかりません。

到着後、すぐに降機できるように、少し高いエコノミー正規運賃を払って、ビジネスクラスのすぐ後ろの席に座りました。
正規運賃と言っても短い距離のフライトですので、差額は数千円でした。
ちなみに、ビジネスクラスと言っても、座席はエコノミークラスと同じで、3人掛けの席の真ん中の席を使用しないだけでした。
ただし、カーテンの隙間からチラッと見えたのですが、食事はお皿に盛り付けられたものが供されていました。
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ミュンヘンの空港で、滑走路に向かって地上走行をしている数分、飛行機の席でうとうとしました。
これが私の10月5日寄るから6日朝にかけての唯一の睡眠時間。
ほぼ徹夜状態。
次の睡眠時間は、10月6日夜のウィーン国立歌劇場での「ナクソス島のアリアドネ」上演中でした…。

ウィーンにはほぼ定刻の9:20に到着。
前方席なので、すぐに降機。
しかし、ターミナルへはバス移動でした。
メリットは、バスで座れたことくらいでした。
時間的には全くメリット無しでした。
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腕時計を見ながらターンテーブルで荷物をピックアップ。
優先タグが付いていたので、最初の方で出てきました。
定額タクシーのカウンターに行って、「コンツェルトハウスまで」と言うと、カウンターの近くに控えていた運転手を指さして「彼に払ってくれ」とのこと。
その運転手さんが私のキャリーケースを持ってくれて、駐車場まで一緒に歩きました。
歩いた距離、時間はたいしたことはありませんでしたが、1分1秒を争う場合は、定額タクシーではなく、普通に客待ちをしているメーター制のタクシーに乗った方が良いかもしれません。

駐車場に着き、タクシーに乗車したのが9:50頃。
日曜日で道路が空いていたのかどうかはわかりませんが、コンツェルトハウスに着いたのは、10:10頃でした。
ただし、最初、車が止まったのは、ホテル・アム・コンツェルトハウスの前…というオチがつきました。
そういう名前のホテルがあるなら、タクシーの運転手さんは、空港から大きな荷物を持って向かうのは、ホテルだと思いますよね。
私も、そういう名前のホテルがあると知っていれば、最初に「ホテルではなくコンサートホール」と言いましたが…。
まあ、そのホテルの前から歩いてもすぐでしたが、コンツェルトハウスの前まで行っていただきました。

飛行機は30分や1時間くらいは遅れることは珍しくないので賭けでしたが、定時運行で、余裕で間に合いました。
オーストリア航空は、12年前にフランクフルトとウィーンを往復したときはかなり良い印象でしたが、今回のミュンヘンからウィーンへのフライトは、キャビンアテンダントさんに笑顔もなく、今ひとつの印象でした。
欧米系はこんなものかもしれませんし、短距離路線で時間との闘いだったためかもしれませんが…。
印象が良ければ次回、日本からウィーンへの直行便にオーストリア航空を使いたくなったかもしれませんが…。
う~ん。
まあ、定時運行してくれたことは感謝したいと思います。

空港からコンツェルトハウスに直行し、クロークに大きなキャリーバッグを預けるのは恥ずかしいのではないかと危惧していましたが、(担当の方の内心は不明ですが)普通に預かってくれました。
料金は2ユーロ出してお釣りは受け取りませんでしたが、見合った額だったかどうかは一元さんの私にはわかりません。
はっぱさんのブログ(ただし、2011年の記事)を参考にさせていただきましたが…。

大きな荷物を預けた後、予約してあったチケットをピックアップ。
「ああ、これで入場できる」と、ようやくホッとしました。
本当は、チケットをピックアップして確信を持ててから、荷物クロークに預けたかったですけど、窓口は並んでいたので、大きな荷物を持って並ぶのはちょっと恥ずかしくて…
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2019年10月 5日 (土)

バイエルン国立歌劇場「サロメ」(2019/10/05)

2019年10月5日(土)20:00
バイエルン国立歌劇場

R. シュトラウス:サロメ

指揮:キリル・ペトレンコ
演出:クシシュトフ・ヴァルリコフスキ

とてつもない音を聴いてしまいました。
これまで、この歌劇場の来日公演で聞いたオケの音のとは別物のピット。
うねる、歌う、吠える、それも、極上の上質感の音で。
鬼気迫る狂気のサロメ。
狂わず興奮せずに狂気を導く指揮者。

この劇場の音響が良いのか、ペトレンコさんの鳴らし方が素晴らしすぎたのか、今回が初鑑賞の私にはわかりませんが、「こんな音を聴いてしまって良いのだろうか」と背徳感を感じたほどの極上過ぎる音です。
艶やかとは少し違う、上質の布の手触りのような音。

おそらく、ペトレンコさんの鳴らし方が素晴らし過ぎたのでしょう。
2017年10月のNHKホールでの「ワルキューレ」第1幕演奏会形式の感想を読み返すと、
>「ああ、私は、こんな音を聴いてしまって良いのでしょうか…」と、
>禁断の扉を開けてしまったかのように感じたり…。
と、同じようなことを書いていました。
我ながら進歩がないというか、語彙不足と言うか、…。

ヴァルリコフスキさんの演出による「7つのベールの踊り」は、妖艶どころかセクシャル?
それを狂気で演じたサロメ役のペーターゼンさんも凄いですが、ピットのオケも凄い。
これ以上無いくらいの雄弁多弁で、たぶん目をつぶって聴いても凄かったはず。
オケだけであんな世界を描き、聴衆とオケを引きずり回すペトレンコの踊り…。

ちなみに、私の座った席は、2階左サイドの舞台寄り。
想定内ですが、舞台半分は見えないピット真横の席です。
ピットの指揮者を観るために選んだ席で、その目的は100%果たせて幸せいっぱいです。
ヴァルリコフスキさんによる演出は既に国立歌劇場の公式YouTubeに映像が出ているので、舞台が左半分見えなかったとは言え、私の席から見えないところで演出上重要なことが起こっていたことは想像できました。
しかし、最も重要だったのはペトレンコさんの指揮でした。

ちなみに、狂気のサロメ、ペーターゼンさん、カーテンコールで、狂気を解いた視線と表情、笑顔は別人のようでした。
ブラボーは、当然、ペーターゼンさんとペトレンコさんに対して盛大。
すみませんが、他の歌手の印象、記憶が薄くなるくらいでした。

なお、開演前のバイエルン国立歌劇場のロビー、私などが足を踏み入れてはいけない空間に感じました。
着飾った上流階級の方々。
「安そうなジャケットに、安そうなネクタイを締めた東洋人が居るな」という目で見られたわけではありませんが…。
この感覚、ウィーン国立歌劇場ですら感じませんでした。
毎晩こうなのか、演目が特別だからか、わかりませんが。

後日追記:
プレミエのオンデマンド配信を御覧になった方々のレビューがネット上にいくつかあり、それを拝読して知っていたので驚きませんでしたが、この演出、開始も、変なもの…いや、凝ったものでした。
マーラーの「亡き子をしのぶ歌」が歌われ(録音の再生かな? 口パクっぽい感じ)、やがて、それを遮るように、激しく戸を叩く音が響き、サロメの音楽が始まる、というもの。
指揮者のペトレンコさんはいつも間にか入ってきていて指揮台で身をかがめて?おり、指揮者登場の拍手は無し。
1階正面の席から見れば、サロメの音楽が始まる瞬間に指揮者が姿を現す、という感じでしょうか。

Cast
Musikalische Leitung: Kirill Petrenko
Inszenierung: Krzysztof Warlikowski
Personliche Regieassistentin von Krzysztof Warlikowski: Marielle Kahn
Buhne und Kostume: Ma?gorzata Szcz??niak
Licht: Felice Ross
Video: Kamil Polak
Choreographie: Claude Bardouil
Dramaturgie: Miron Hakenbeck, Malte Krasting

Herodes: Wolfgang Ablinger-Sperrhacke
Herodias: Doris Soffel
Salome: Marlis Petersen
Jochanaan: Wolfgang Koch
Narraboth: Evan LeRoy Johnson
Ein Page der Herodias: Rachael Wilson
Erster Jude: Scott MacAllister
Zweiter Jude: Roman Payer
Dritter Jude: Kristofer Lundin
Vierter Jude: Paul Kaufmann
Funfter Jude: Peter Lobert
Erster Nazarener: Callum Thorpe
Zweiter Nazarener: Ulrich Res
Erster Soldat: Martin Snell
Zweiter Soldat: Alexander Milev
Ein Cappadocier: Milan Siljanov
Eine Sklavin: Mirjam Mesak

Bayerisches Staatsorchester

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ミュンヘン4日目(2019/10/05)

この日は、当初は、ニンフェンブルク城にでも行ってみようかと思っていましたが、あいにくの雨。

予定を変更して、Sバーンという電車で、空港まで往復しました。
目的は、空港のルフトハンザ・ワールドショップで、ルフトハンザ印のリモワのスーツケースを見るためです。
ネット上のブログを拝見すると、ドイツでリモワのスーツケースを買って持って帰る体験談がたくさん載っています。
ただ、私の場合、ミュンヘンから直に日本に帰るのではなく、ウィーンに寄ります。
しかも、ウィーンでは最初にホテルには向かわず、直接コンツェルトハウスに向かう予定です。
持ち帰りは無理だと諦めていました。

空港のルフトハンザ・ワールドショップは在庫はあまりないのですが、事前にネットで注文しておくと、それをお店で受け取れるようです。
しかし、上記の通り、諦めていたので、注文はしていませんでした。
それが、「空港の郵便局から日本に発送する方法もあるのでは?」と、急に思いつきました。
免税にならない、送料がかかる、日本入国の際に別送品があることを申告する必要があるなど、制約はありますが。

結局、お店に欲しいモデルの在庫はありませんでしたが、到着時や出発時と違うゆとりを持った気分で空港内を散策して帰ってきました。

Sバーンに乗った印象では、特急とかではなく普通の近郊電車なので、キャリーケースとかを持っている場合は、私はバスの方が良いなと思いました。
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いったんホテルへ帰って、夕方16:00過ぎに、ホテルの近くの和食のお店へ。
和食のお店がホテルから至近距離に2軒あり、10月3日に行ったお店とは違うお店です。
ここも、中途半端な時間にもかかわらず、次々と現地の人が入ってきました。
早い時間帯だったせいか、「予約席」と表示されたテーブルに座らせてくれました。
人気があるのでしょうね。
価格はリーズナブルな値段でした。

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その後、夜になって19:00を過ぎてから、バイエルン国立歌劇場へ向かいました。
20:00開演で、ホテルからはトラムで10分なので、余裕です。

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2019年10月 4日 (金)

ガッティ/バイエルン放送響(2019/10/04)

2019年10月4日(金)20:00
ヘラクレスザール

指揮:ダニエレ・ガッティ
バイエルン放送交響楽団
チェロ:パブロ・フェルナンデス

デュティーユ:瞬間の神秘
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
鳥の歌(アンコール)
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

バイエルン放送響を本拠地ヘラクレスザールで聴くのが、ずっと、ずっと、夢でした。
NHK-FMで放送されたライブ録音での残響の美しさ。

そして、ガッティさんの指揮も、私はたぶん生で聴くのは初めて。
10年くらい前に、METライブビューイングで「アイーダ」を振って、たたみかけるように白熱していく音楽に驚きましたが、いまだにその印象は記憶に残っています。

いずれも、記録メディアを通してしか味わったことがなかったものを、生で体験いたしました。

まず、デュティーユの作品を聴いて「面白い」とワクワクしたのは初めてかもしれません。
申し訳ないけど「とりえず音にした」演奏ばかり聴いてきた…とは言いませんが、この日のガッティさんの指揮、要所要所の表情付けや鋭いリズムなど、これはまさに「音楽」だと言える演奏。
これまで「高名だけど、私にはよくわからない作曲家」という印象が崩れた演奏です。

続くサン=サーンスは、独奏のフェルナンデスさんも、のめり込むタイプかな。
のめり込む指揮者に、のめり込むソリストという最高の組み合わせ?
…となれば、後は流れに身を任せて、終結部を目指すのみ?
のめり込みながらも旋律の歌わせ方は美しい表情に満ちていて、魅惑的でした。

アンコールは「鳥の歌」かな。
一転して、微弱音を駆使した演奏でした。

協奏曲演奏開始前に、フェルナンデスさん、椅子が気に入らず、コンマスが自分の椅子を差し出してと交換するという場面も。
コンマスが「楽器も交換しましょうか?」とヴァイオリンを差し出す仕草を見せて会場大爆笑でした。

休憩後のシュスタコーヴィチは、有名曲になってしまったこの曲、第5番も、この作曲家本来のぞっとするような冷たさ、本心を見せない強要された歓喜などの屈折した感情を存分に含んだ曲だったことを思い起こさせる演奏です。
のめり込み、狂ったように煽るガッティさん。
計算された狂気かもしれませんが、指揮者の狂気?が音に結実した演奏でした。

音響は素晴らしいが手狭と言われるこのホール。
確かに、遺跡の中で演奏会を開いている感もありました。
前方の席に座ったのでフルオーケストラの残響感を十分には楽しめませんでしたが、舞台後方の木管の音の、間接音中心で聞こえる音など、美しい限りでした。

なお、開演前のヘラクレスザールのロビーで、友の会入会の勧誘をしていた女性に、なぜか声をかけられました。
「私の英語はひどい」とおっしゃっていましたが、こっちの英語も低レベルなので、助かりました。
「ドイツに住んでいません、日本から来た旅行者です」と言うと「日本語は喋れないが、私は日本で生まれて、8歳まで神戸に居たのよ」とのこと。
「オクトーバーフェストのために来たの?」と聞かれました。
旅行者はそれが普通ですよね。
「いや、音楽を聴きに来んですた。昨日はミュンヘンフィル、今日はここ、明日は国立歌劇場。」と答えたら「とても良い選択ね」と。
ちょっとした思い出です。

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ミュンヘン3日目(2019/10/04)

ミュンヘン3日目(2019/10/04)

前日は祝日でしたが、この日は平日。
ビールのお祭り、オクトーバーフェストの会場へ行ってみました。
平日の午前中でこれだけの人。
休日や夜は、大変な人出なのでしょう。
空いていて座れそうなところもありましたが、お腹がすいていないのと、ビール(ノンアルコール・ビールを含む)を1リットルも飲めないので、見るだけで帰ってきました。
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バイエルン放送協会へ行き、この日の夜のチケットもピックアップしました。
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バイエルン国立歌劇場のボックスオフィスにも行き、翌日のチケットもピックアップしました。

前日も来たミュンヘンの旧市街、前日は祝日なので営業していなかったお店も営業してしました。
アップルストアもありました。
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その後、ミュンヘン中央駅構内のフードコート内の一角に区切られていたお店で遅めの昼食。
本当はこの日も和食を食べたいところでしたが、和食しか食べなかったら帰ってから何を言われるかわからないので、半ば、義務感で?ドイツ料理を食べました。
おいしいのですが、量が多いんですよね。
スープとメインだけにしましたが、それでも多いです。
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満腹でホテルに帰って休憩。
夜になるのを待って、バイエルン放送響の演奏会を聴くために、ヘラクレスザールに向かいました。

なお、私は、海外でコンサートやオペラを鑑賞するときは、遅めの昼食(早めの昼食)を14:30から16:30の間くらいに食べるようにしています。
これは、開演前にお腹いっぱい食べると鑑賞にあまり良くないですし、終演後に食べに行くのもハードルが高く、かつ寝る直前にお腹いっぱい食べるのも良くないからです。
終演後は、スーパーでサンドイッチを買って、ホテルに戻って軽く済ませることが多いです。
この日のバイエルン放送響の演奏会終演後、ミュンヘン中央駅の地下のスーパーに行ったら、なんと、おにぎりを売っていたので買ってみました。
味は…かなり微妙。
やめておけば良かったです。
たぶん酢飯だと思います。
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ちなみに、前日に同じスーパーで買ったサンドイッチも、さほどおいしくありませんでした。
ホテルの朝食で食べるドイツのパンは、かなりおいしかったのに…。
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